第20話

君への”すき”は重症だ。
60
2020/01/09 13:42
学校に着く。

やっぱり私とクラスの男の子の2人だけ。



ある意味いつもどおりの朝だな、とクラスを見渡す。











君が来る前に支度をしたくて急いでやった。











最近、寝不足だ。





怜くんとLINEをし過ぎて塾の宿題が終わらない。

まぁ。自業自得なわけなのだけど。














ちょっとだけ、ちょっとだけと机に伏せて目を閉じる。

眠たい という訳では無いが、瞼が重たくて自動的に目が閉じる。













昨日はちょっと、積極的になることが出来た…と思う。








「聞かれたことは積極的に答えないとだよ〜?」

…と、言われ1つ以外全て答えた。





からかってるだけかもしれないけど。いいんだ、これで。






からかわれていたとしても。











気のせいかもだけど。









君との距離は私は少し…近づけた気がするから。










昨日は告白した時以上に恥ずかしかったなぁ。


目を閉じるといやでも思い出してしまう。




そして1人でにやけてしまう。

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