第5話

④ ぐるぐるのきもち💞
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2026/02/19 21:19 更新
食事を終えた後、しばらくぽかんとしていたあなた。
いろんな考えが頭のなかをめぐりめぐって、もう何も考えられなくなっていた。
セルビア
セルビア
…な、なんかついてっか…?
セルビアくんはタバコの煙を吐き出しながらそう尋ねた。

しかし、その疑問は半ば放心状態だったあなたには届かない。
セルビア
セルビア
お、おい…なんか言えって!!
ばつが悪そうに目線をそらすセルビアくん。
ここでようやくあなたは現実の世界に戻ってこれたみたいだ。
あなた
っ、ごめん…ちょっと、ぼーっとしてしまって…
そう、うす暗い部屋と、火薬臭い現実に!
あなたの顔がゆがんだ。そう、このカラシニコフの幼馴染の前じゃ、どんな行動も死のリスクにつながる。

セルビア
セルビア
いや、ちょっと………そんな、じーっと見られると緊張すっからってだけだ
セルビア
セルビア
んな、深刻なことじゃねぇ……
青ざめるあなたとは対照的に、セルビアくんは頬を染め、しどろもどろになっていた。
しばらく広がっていた沈黙の間に、セルビアくんは何本目のタバコに火をつけたんだろう。
セルビア
セルビア
………なあ、

セルビア
セルビア
明日から、また仕事で…きっと、10日間くらい…帰れねぇ。
セルビア
セルビア
…………………悪ぃ。
あなたがほぼ防衛本能のようにのぞき込んだのを、セルビアくんは自分の帰りが遅いことを残念がっているととったみたいで、こうつけ足した。
セルビア
セルビア
い、いや……1週間、俺、頑張って1週間で終わらせてくっから………!!!


そしてセルビアくんの表情にもう残念の色はなかった。
何を思いついたんだろう。天から降ってきた素晴らしいアイデアが、セルビアくんをぱっと明るくさせた。
セルビア
セルビア
な、もし……もし…さ、俺がホントに1週間で帰ってきたら……
セルビア
セルビア
褒めて…くれるか?

あなた
も、もちろん……
あなたの返事によって、明るさはさらに増す!
セルビアくんはめいっぱい喜んで、そしてめいっぱい照れくさがった。
セルビア
セルビア
な、なぁ!!
セルビア
セルビア
もし、もし………もし俺が、1週間で帰ってきたらさ…………っ、…………




うまく言葉が出ないみたいだ。
なんどか空気だけが吐き出されて、5回目のトライでようやく言葉になった。


セルビア
セルビア
………ッ、…きす……してくれるか…………?
眩しいほどに純粋で、色褪せない感情。
セルビアくんがめいっぱい伝えたそれも、あなたの防衛本能にかき消されてしまったようで…
あなた
…いいよ。
昔みたいなひまわりの笑顔じゃなくて、
愛想笑いで返されてしまった。

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