蜜柑side
……………ホント
今更過ぎるんだよ、もう全部が全部終わったんだから
……………お前を許す気なんて微塵もないから
………お前のせいで苺ちゃんは‼️
…………………二度と会うなって言ったのに来たのはなんで
……………どうしても会いたかったから
……………お前が苺ちゃんに会う権利は無いよ
あんな事した時点で
…………………そうだね
でもね、神が出会えって言ってたんだよ?
!?!?
だから、しょうがないでしょ?
奏が思い出して貰わないと、次のステップに行けないの
まだあの計画を⁉️
だって、あれが無いと
この世界は面白くならない、沢山の人に見て貰えない
だからって‼️
苺ちゃんを、苺ちゃんを使うのはおかしいよッッ‼️
……………あの子は元々創られなかった
それにこの世界は設定もままならなかった
まあ、まだ初心者だったし仕方ないかもだけどね
でも、段々と日が経っていくうちに気づいた
誰かが犠牲、誰かが悪役にならない限り
こんな世界誰も見てくれないって事に
だからあの子と私が創られた
元のままだったらあんな過去出来なかった
君ら2人がただ闇AU達と馬鹿やってるだけだったんだ
……………考え物だよね
あの子は、存在しないか、つらいめに合うか
という選択肢しかないんだから
…………………そんなの知ってるの
何を今更
今日は無駄話しに来ただけだよ
あと、宣戦布告
宣戦布告⁉️
アンタ‼️ホントどこまでッ‼️
あんな事した私がそう易々と謝りに来ると思った?w
アンタらもそう思ってないから奏を離したんだろうけど
私は近々奏に会うよ、全部過去の事言って
次のステップに行く
あの子が怒り、悲しみ、憎悪でいっぱいにならない限り
次のステップに行けないそう───
奏 を 史 上 災 厄 の 神 へ と 昇 格 さ せ る 計 画 の ね
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。