第13話

第一章 12.『unforgivable.』
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2024/05/19 03:26
_賽水._
あの後どうも体調が良くならなくて寝込んでいた
星 水.
ほとけにぃ。
威武さん呼んだから安心しとき、
賽 水.
ありがと……。
星 水.
威武さん来たら玲溜は聲くんのところに戻らなきゃだからさ、
賽 水.
そうだよね、
賽 水.
いくら近くに嵐さんやないちゃんがいるからとは言っても心配だよね…。
ちむ、
れるちの想い人であり、
_________、、
星 水.
ほんま、でも桜庭には感謝してるわ。
そんな会話をしていると、

































バンッッッッ
星 水.
うぉっ、
賽 水.
勢いよく扉が開き、
大嫌い大好きな人が立っていた
星 水.
威武さん、
扉は静かに開けてください。
青華とは違ってここは脆い御屋敷なんです。
賽 青.
はぁ、はぁ、すまん………。
賽 水.
威武くん、
星 水.
……玲溜は帰るわ
ほとけにぃお大事にな
賽 水.
うん…!
ありがとね、れるち (微笑
















賽 青.
大丈夫か?
賽 水.
え、なにが?
賽 青.
体調。
お前さ、………。
賽 水.
彼がすごく苦しそうな顔をする
賽 青.
溜め込みすぎじゃないか…?
賽 青.
俺、1番仏のこと分かってる自信ある、
賽 水.
うん、
賽 青.
まだ何か隠してるのか?
賽 水.
………。































賽 水.
威武様。
賽 青.
!?
賽 水.
こちらは“桃水“の問題です。
……あまり、首を突っ込まないように。
賽 青.
……ッ
賽 水.
あなたは関わってはいけませんッ、
賽 水.
ほんとは、
一緒になるべきじゃなかったんだよ…
僕は威武くんが本気で好きだよ
でも、家が許してくれないから、
好きになっちゃいけない相手だから、















 















_賽 青._
賽 青.
俺はお前を…
賽 青.
救うために選んだんだ。
あの時、目に光のない仏を見て救いたいって思った
君を愛すって誓ったんだ。
ギュッ
そっと、そっと
消えてしまわぬように抱きしめる
賽 青.
俺が、お前を救い出すッ、
それが、たとえ
































____許されないことだとしても
仏はそれに答えるように俺を小さく抱きしめ返した。

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