乱歩さんはさっき迄お見舞いに来てくれていたけど、用事があったらしく私の意識が戻って少し話した後、
そう言って病室を出ていってしまった。
この広い病室にたった1人。さっき迄楽しく話していたのが嘘みたいにこの部屋は静寂に囲まれている。
こんな静かなところに居たらいやでも幼少期のことを
思い出してしまう。
考えたくもない思い出したくもない厭な記憶。
でも、その記憶がなければ私は乱歩に出会えていなかったのかもしれない。
そんな無駄な事を考える時間がチクタクと時計の針と共に進んでいく。
コンコンコン___。
そんな時、私の虚ろな時間に一筋の光がさした。
「ここはあなたちゃんの部屋であっているかい?」
聞き慣れた声とともに____。
ーあとがきー
更新遅れましたすみません!!
思ったより見てくださってる方が多くてうれしい限りです😭
これからもまたちょくちょく更新していきます!
よろしくお願いします!











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!