第8話

7[⚔side]
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2026/02/04 13:42 更新
⚔side


学校についたはいいものの、あなたに避けられてる気がする…そのかわり、
いじめっ子
ねえねえ刀也くんっ♡!!
いじめっ子
とーやくんっ!
いじめっ子
とーやくんってば~♡!!
こいつがくる。



正直媚びすぎてて大嫌いだ。



どうすれば、こいつをどけてあなたと話せるかな…




って、なんであなたが頭の中に出てくるんだろ…



きっとよくはなしてて日常の一部に入っているから、



話していないと違和感があるだけなんだろう。




いじめっ子
とうや…くん、?
ぼーっとしてしまって、ガン無視しまくってた、

あ~ごめんごめん、考え事してた。で、なに?
いじめっ子
今日いっしょに帰れないかな♡?
私まえ道に迷っちゃってえ~今日も迷っちゃいそうで心配なのお♡
だから刀也くんみたいな頼もしい人がいたら安心だな~って♡!
うわあまただ…毎回断ってるのに…だるいな。



あ~今日もあなたと帰るから無理。
いじめっ子
…あ、そ、そっかあ~♡ごめんねえ?じゃあまた今度一緒にかえろお♡?じゃあね!
たぶんこいつとは一生帰らない。



すると、あなたに話しかけにいった。



途中から耳を少し傾けてみる。


いじめっ子
放課後屋上にきてよ
あなた
ごめん放課後は無理。
いじめっ子
いいからこい。
あなた
う…うん…
…うわあ、僕への媚びがすごいんだなあいつ…



てかあなたが心配だ。録音機能がついてる盗聴器でもつけておくか。



こっそりあなたのサブバックにつけておいた。

あなた
ごめん今日用事あるから先に帰ってて、!
あ~うん…わかった。またね。


帰るふりして、玄関までいって、盗聴器の音声を聞いてみる。すると…


いじめっ子
お前のせいで!!
がごんっ!

…!?
おいおい…!!助けに行かなきゃ!!


気づいたころには屋上まで走っており、屋上の扉を思いっきり開けた。





ばんっ!




おい!なにやってんだ!!
いじめっ子
え、とーやくん!?あえっと!~~~~~!!
何かしゃべっているが今はそれを聞いているところじゃない。


あなたが落ちそうだ、まずい…!!


あなたっ!!!



がしっ!


間一髪でつかめた。





僕は力をふりしぼって彼女をもちあげた。




あなたは軽くて、なんとか助けることができた。



僕は、あなたを助けたいとすごく思う。



死んでしまうってなったときに、この人だけは、死なせてはいけないと思う。



絶対に死なせない。僕の命にかえてでも。




きっと僕は、あなたのことが好きなんだ。


やっと気づけた。このもやもやする気持ちに。


ぶわっと涙がこみあげてくる。
よかった…
彼女も泣き出してしまった。今すぐ慰めたいところだが、僕にはもう一つすべきことがある。




僕は、いじめっ子の方を見てぎろっとにらむ。


いじめっ子
っと…とうやくん!これは誤解で!そ…その…違うの!
違うって何?この状況で誤解も何もないよね?
てか、音声も録音してるし、言い訳しても無駄だから。
お前、何してるかわかってる?
いじめっ子
い…いやその…
今聞きたいのはいいわけじゃない。
おい、あなたは俺にとって大切な人なんだよ。
俺の命にかえてでも守りたい。それなのに。
お前はあなたに何したんだよ?
俺が!怒らないわけがないだろ!!
はあ…いらいらするんだよ…!見てて目障りだ。
俺はお前を訴える。ちゃんと、警察に突き出すから。
いじめっ子
…!そ…そんな!!
しっかり、罪を償え。俺はお前が、殺したいくらいに嫌いだよ!!
あなたに手出したこと…
死ぬほど後悔させてやるから(耳元で小声で)
いじめっ子
っ…!
だっといじめっ子は走り去ってく。



やっと本音を言えた。



とりあえず、あなたに僕の気持ちを伝えよう。



感情的になるとついつい一人称が俺になってしまう。



気をつけなきゃね、









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セリフが7と違うとこがありますが、許してください。

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