第7話

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2026/02/04 13:16 更新
学校について…


あなたside


とうやと話したいのにスルーしなきゃいけないの大変だな…


しかもいじめっ子が一人じゃなくて集団的…他クラスにもいるし、


いじめっ子
ねえあなた!今日の放課後屋上にきて!
あなた
ごめん、今日放課後暇じゃない。
いじめっ子
いいからきて!すぐおわるから!ね?♡
かわいこぶってるけど、ものすごく圧を感じる。



来なきゃ殺すぞ、くらいの殺気が。



あなた
う…うん…わかった。
…ジー



放課後


約束通り屋上にいった。



もちろん刀也には用事があるって先にかえってもらった。



いじめっ子
…遅いんだけど、私を待たせるとかどういう頭のつくりしてるわけ??

すごいいいようだ…



クラスで男子に媚びたりかわいこぶったりしてるときとは



まるで大違い。パッケージ詐欺レベルじゃんこれ。



あなた
ごめん。で、話って何?
いじめっ子
…あなたも分かってるとは思うんだけど、私、刀也くんのこと、だーいすきなんだよね♡
いじめっ子
だから、あなたが目障りなの。あなた、幼馴染だかなんだかしらないけどね、私の方が可愛いし、彼の彼女として私の方がふさわしいの。だから、"私の"刀也くんにちょっかいかけないでくれる??
あなた
?私、付き合ってないけど?ただの友達だよ?
いじめっ子
それくらい知ってるわよ。そういうことじゃなくてよ、せっかく私が刀也くんと話せる!ってときに、刀也くんに話しかけに言ってもいっつも、あなたと話すからだの、あなたのとこいかなきゃだの、あなたと帰るだの…あんたのせいで私が話せないの!だからあなたがはっきりいってじゃまなの!!
…それってあなたが嫌われてるだけでは?


刀也が私を口実に断ってるようにしか思えない…



すると、急に彼女がずかずか私の方に向かってきたから、私はびっくりして後ろに下がるしかなく、



とうとう屋上の柵にまで追いつめられてしまい、胸倉をつかまれた。



いじめっ子
お前のせいだ!!



まさかこいつ…私を殺す気か…!?



そこまでして…!?



力的には彼女より圧倒的に強いし、振り払おうとすればできる。




しかし、私が押し倒したらきっと、彼女はあいつにやられた!って私をだして



私を孤立させる気だ。




それより、私が殺されて、こいつが人を殺したってなったほうがいいんじゃないか。




私は絶望しながら生きるか、未練なくこの世をさるのか。




・・・この世をさったほうがいいか。



わたしは無抵抗をつらぬいた。ぐいぐいうしろにおされていく、どんどん落ちそうになる。




しかし、ふと刀也の顔が浮かんだ。

あなた
(…しにたくない…)


ふと思ってしまった。



そのとき、


ばんっ!!(屋上の扉があく)
おい!!何してんだよ!!
いじめっ子
!?と…刀也くん、!?いや!これは違くて…!その…!!
あなた
(と…とーや…?あ、あえた。嬉しい。でも…)
彼女が私から手を放してしまったせいで私は落ちてしまった。


ああ、終わたんだ…



























がしっ!!





はー…はー…
すると、足首をつかまれ、屋上までひょいっと持ち上げられた。




よかった…ほんとにしんじゃうかと思って…俺…俺……
とうやが泣き出してしまった。



つられて私も涙がでてしまった。



なんだか、彼を見ると、生きててよかった。彼と生きていたい。
と思ってしまう。




刀也は私をなだめた後、いじめっ子のほうをぎろっと見る。
いじめっ子
とーやくん!そんな顔しないで!ご…ごかいなの!
誤解って…この状況見てどこが誤解だって言えるの??
てか、音声全部録音されてるからね?
言い逃れはできないよ?
いじめっ子
い…いつのまに…!


彼といじめっ子らが言い争っている。



圧倒的とうやの優勢。




しかし私は死への恐怖と涙でしっかり見えないし、話が全く入ってこず、



そのあとは何を話しているのかよくわからなかった。



そして、いじめっ子がだっと走り去っていき、とうやがこっちにむかってくる。



…ぎゅっ(あなたを抱きしめる)
あなた
…!ポロポロ
泣いている私をそっと優しく抱きしめてくれた。



なんで…たよってくれなかったの。
彼の言葉がとても重い。




ずっしりくる圧に圧迫されてしまいそうになる。



あなた
ごめん…迷惑かけたくなくて…
それ以上はなにもいえなかった。
俺だって、男なんだよ?
たよってほしかった。
彼の抱きしめる力がぐっとつよくなる。

俺が…もっと早く気づいていればこんなことには…
彼が泣き出してしまった。


こらえてたものが全てでてきてしまうように。
あなた…大好きだ。世界で一番。
あなた
…!!///
急なことで真っ赤になってしまう。



彼が抱きしめるのをやめて、私の肩をもってじっとまっすぐ見てくる。




僕と、付き合ってほしい。
あなた
…おねがいします、こんな私でよければ、
涙は止まらないけど、今できる最大限の笑顔で、こたえた。



この一件でやっと、自分の感情に気づけたんだ。彼の事が好きだって。







ここから彼との付き合いが始まる。


この時は、まさかあんなことになるなんておもってもなかった。












…♡

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