城の 麓にある 、小さな教会
教会は 、昔から 変わらなかった
…… 私が 、醜くなってからも
「 王女の 傲慢を 悔いなさい 」
「 その姿は、神からの罰です 」
「 懺悔なさい , 何度でも 」
“ 醜 い か ら ”
犯した罪など 、思い当たらなかった
けれど 、否定する権利も なかった 。
だから 今日も 、
いつも通り 教会へ来た
いつも通り 、告解室で
いつも通り 、責められる筈だった
告解室の向こうから聞こえた声は
記憶にあるものと 、違っていた 。
穏やかで 、押しつけがましくない声
儚げな雰囲気を纏った優しい笑みが
告解室の格子越しに ちらりと見えた
名前を告げられただけで 、
なぜか 胸がざわついた 。
いつもの言葉
いつもの 、問い
けれど 。
責める為の 材料探しじゃなくて
罪があると 決めつけてもいなくて
… この人になら 、話しても良い ?
震える声、滲む視界
告解室の向こうで、息を吸う気配がした
yukito様 , 寝子様 , ゆう様 , せな様 , 水様 , ゐ様
スポラ 有難うございます !! 🫶🏻💕













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。