第6話

バイト
339
2024/12/01 13:44 更新
中原中也
お疲れ様です


店長「あぁお疲れ中也くん、今日もよろしくね」

中原中也
はい
もう4時はたった頃だろうか

俺は複数のバイトを掛け持ちしている

そのひとつがこのカフェでのバイトだ

数ヶ月前にできたばかりの店で綺麗なところだが

店長の趣味で少しばかり

レトロな雰囲気を醸し出しているいい店だ

店にはコーヒーの香りが漂い

夕方に差し掛かった時刻でもあり夕日が差し込んできた



店長「今日は私と中也くんしかいないから大変だろうけ
ど頑張ろうね」
中原中也
わかりました、着替えてきますね
店長にそういい俺はロッカールームへ入っていった

と言ってもほぼスペースはなく

両手を広げても壁に着くぐらいには狭い空間で

ただの荷物置きみたいなもんだ
中原中也
よし、今日も頑張るかぁ
店長「中也くん、そこの席にこれ運んどいてくれ」

中原中也
わかりました


トコトコ


中原中也
お待たせしました


客「ありがとうございます!」




このカフェのバイトはほぼ店長が料理を作って

俺がお客の元へ料理を運んでいくという

単純な作業のようだった

この店は知る人ぞ知るようなそこまで人気な訳でもなく

人の出入りもそこまで激しくはなかった



カランカラン



店のドアに着いているベルがなる

新しいお客がはいだてきたようだ
中原中也
いらっしゃいませ!
俺はドアの方に向かって元気に挨拶をした
太宰治
やあ中也!頑張ってるじゃあないか
中原中也
な?!なんでおま、
中原中也
来るんじゃねえっつったろ?!
太宰治
別にそれは私の勝手だよ
太宰治
子供が職場体験なんて、大人は子供以上に心配になるんだから
中原中也
あぁ?誰が子供だ!



店長「中也くん?どうかしたのかね?」


中原中也
あ、いえなんでもありません!
しまった、太宰の阿呆に構っていては仕事ができない

ひとまず席に案内しなければ
中原中也
おい太宰こっちに来い
太宰治
中原中也
?おい、聞いてんのか?
太宰治
ねえ中也
中原中也
んだよ
太宰治
今日は中也とあの店長2人だけなの?
中原中也
そうだが、それがどうした?
太宰治
なーんだ、じゃあ私もう帰るね
中原中也
は?!せめてなんか頼んで行けよ!
太宰治
あいにく財布を忘れたんでね
太宰治
じゃ、早く家に帰ってきてね
中原中也
おい!…なんなんだよ、あいつ、
太宰は元々店に入る気がなかったかのように

出ていってしまった

なんであいつが店員のことを気にしたのかは分からなか

った

だが気にしていてはなんも仕事に取り付けないので

その日は一旦そのままバイトを続けた

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