第29話

No_26 君の笑顔、大好きだった
31
2026/02/28 09:00 更新
たっつん
たっつん
置いていかないでくれ……
たっつん
たっつん
お願いだから……




































俺には



仲のいい幼なじみがいた









名前は「みお」










ご近所さんで




親同士も仲が良く





いつもずっと一緒




































だった。











































中学3年の


ある日のこと













俺たち3年生は


今日が卒業式













高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
あー卒業式かー!!
伊利戸みお
伊利戸みお
緊張するね!!!








みおはいっつも明るくて



他人の前では絶対弱さを見せない



そんな、強い女子だった







高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
俺泣くかもしれへん
伊利戸みお
伊利戸みお
泣いた時は女の肩だよ!
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
それ逆やないかい
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
普通男の肩を貸すやろ
伊利戸みお
伊利戸みお
あれ?そうだっけ?笑
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
バカやなぁ笑
伊利戸みお
伊利戸みお
バカって言うな!!




こんな感じで、俺たちはいつも仲が良かった





卒業しても



ずっと一緒にいられるんだろうな




そう思ってた

































『卒業生、入場』



















パチパチパチ











高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
うわっ拍手やべぇ
伊利戸みお
伊利戸みお
さすがの私でも緊張……
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
えぇっ笑
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
緊張してるんか?笑
伊利戸みお
伊利戸みお
うるさい!
伊利戸みお
伊利戸みお
もう!早く行くよ!
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
はいはい笑
たっつん
たっつん
 (ニコッ!
伊利戸みお
伊利戸みお
・・・
たっつん
たっつん
ん?どうかしたか?
伊利戸みお
伊利戸みお
その笑顔、とっても素敵!
伊利戸みお
伊利戸みお
大好きっ!(ニコッ
たっつん
たっつん
・・・!






























1時間後……












伊利戸みお
伊利戸みお
うわあああぁぁぁぁん泣
伊利戸みお
伊利戸みお
卒業なんて嫌だよおおぉぉ泣
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
あららら
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
男の肩!いるか!?
伊利戸みお
伊利戸みお
・・・





































ギュッ














































高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
うおっ
伊利戸みお
伊利戸みお
・・・  (ギュウッ
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
・・・
高校3年生のたっつん
高校3年生のたっつん
みお……?






















































伊利戸みお
伊利戸みお
……ごめんね
伊利戸みお
伊利戸みお
……たっつん














俺たちは晴れて卒業した




でも




あの言葉のせいか





俺の心はまだ曇ったままだった





































数日後












俺はいつも通り




みおの家に向かっていた




卒業祝いでどこかに食べに行こうと誘いに






























ピンポーン














ガチャ





みおの母親
……あ、たつやくん
たっつん
たっつん
おばさん!こんにちは!
たっつん
たっつん
みおっていますか?
みおの母親
・・・


























































みおの母親
みおは
みおの母親
海外に行ったわ































































たっつん
たっつん
……は?







意味がわからなかった



海外に行った?



なんで?



だって、数日前までみおはここに……












みおの母親
……やっぱりあの子、言ってなかったのね
たっつん
たっつん
……それ、冗談?笑
たっつん
たっつん
……冗談、だよねっ?
みおの母親
……いいえ、本当よ
みおの母親
……はい






おばさんが



俺に一通の手紙を渡してきた








たっつん
たっつん
……これは?
みおの母親
あの子が、たつやくんに渡してって
たっつん
たっつん
・・・


















ぺラッ
(手紙を開く)

















たっつん
たっつん
・・・!








そこには


びっしりと書かれた



手紙が入っていた








たっつんへ


これを読んでるってことは、私は今海外にいる頃かな
ごめんね、何も言わなくて。
でもたっつん、あなたに言ったら
絶対反対してたと思うから言わなかった

たぶん私はもう、当分日本には戻りません
私、海外で病とかで困っている人たちを助けたいの
だから、それについて学ぶために、私は海外に行きます

自分勝手なのはわかってる

でも、私の将来は、私が決める
わがままばっかりの私を、許して


それとたっつん


君の笑顔、大好きだったよ
だからこれからも、ずっと笑っててね?


みおより






たっつん
たっつん
・・・


たっつん
たっつん
くそッ……なんでぇッ…… (ポロポロ



















あれからもう8年くらいか……






やっぱり時間経つのって早いな
























たっつん
たっつん
俺、また1人……か
たっつん
たっつん
みお、今、何しとるんやろ……






























































たっつん
たっつん
俺、お前がいないとダメやな……


主
明日はいっぱい書くぞー!!!
今日はご勘弁を……
じゃぱぱ
じゃぱぱ
主今日少なくね?
主
ちょっと今日忙しくてですね……
主
急用が入ってしまい……
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そっかー
じゃぱぱ
じゃぱぱ
頑張ってね!
主
えっ優しっ!
主
じゃあまた次回!

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