第2話

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2026/04/19 00:49 更新




 わたしはもともと日本に住む高校生だった



 運動神経や顔面偏差値はそこそこ,

 頭の出来はちょっと悪めの平凡なJK



 彼氏はいないくせに美形の鑑賞が

 趣味のつまらない人生だったと思う


 そんな人生もトラック1台で

 簡単に終わってしまったけど



あなた
(そう,わたしはトラックにはねられて死んだ…はずなのに)

あなた
わたしはそのまま転生した
あなた
それも異世界に 



 この世に生を受けて早6年,いまだに

 この世界については分からないことだらけだ


 まず1つ目,この世界は

 「テイワット」というらしい



 七つの国に分かれるこの大陸では

 それぞれの国を統治する‪神‪や‪‬龍‪

 妖怪や仙人など,いかにも王道な

 ファンタジー要素で詰まっている

あなた
でもやっぱりなんと言っても!


 元素と呼ばれる力

 前世で言う魔法や超能力 !


 この世界の住人はそんな

 不思議な力を使いこなしている

mother
あなた〜?
mother
今はお昼寝の時間じゃないの?

あなた
あ!お母さん!
あなた
ねえ,元素見せてー!

mother
もう,また? 仕方ないわね…


 そう言って母は草元素で

 擬似的な花を作ってくれた

あなた
うわー!すごい!

あなた
ねえ,わたしもこれやりたい!


 前世日本人からしたら

 魔法なんて憧れの的に決まっているだろう。

 ところがそう言うと母は決まって

 難しそうな顔をする

mother
うーん,これはね‪”‬神の目‪”‬が必要なの
mother
あなたが神様に認められなくちゃいけないのよ


 実は神の目を持っているのは

 大陸でも少数の人間らしい



 わたしの母はスメールでは知らない人が

 いないほどの高名な学者で

 その学術を草神様に認められて貰ったという

あなた
(うちの母相当凄いのでは?)

mother
……まあでも,あなたならきっと貰えるわ
mother
だって私の子だもの!

あなた


 母なりの励ましだったのかもしれないが

 その言葉でわたしの心に火が着いた


あなた
わたし,ぜったい神様に認められて神の目をもらう!



 これが,今世のわたしの目標が

 決まった瞬間だった


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