小さい頃から私には友達がいない
みんな、私の左頬にある傷を見て気持ち悪がる
小2の頃に、事故にあってできた傷
近所の人からは
「女の子なのに顔に傷だなんて…可哀想だわ」
「こんなんじゃ、将来お嫁に行けないわよねぇㅎ」
そんな言葉ばっかり
'' 可哀想 ''
これが1番……大嫌いな言葉。
そんな同情、いらないんだよ___________
高校に入学して早2年
未だに友達は0
てか、どうせ友達になったとしてもすぐ可哀想だの心配だの偽りの言葉しか言ってこない
そんなんだったら最初からお断り
また言ってる
こんなの慣れっこだけど、いちいち聞こえるぐらいの大きさで言ってくんなよ、うざ
はぁ……早く教室戻ろ
いつものように俯いて歩いてると、
ドンッ
誰かとぶつかってしまった
その人を無視してささっと教室に戻った
そんな会話をしてたとも知らずに。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!