「んじゃ、また明日。」
そういって、カルミヤ様は去ろうとする。
………っ
「…待って、カルミヤ様!」
私は、帰ろうとするカルミヤ様を呼び止める。
「家、あがっていきませんか?」
「……いや、あたしは…」
「いいからいいから。今日のお返しがしたいんです!」
「…少しくらいは付き合ってやるっ。」
カルミヤ様、頬がピンクになってる///
可愛いなぁ♡
「はい、ホットミルク。」
「いただきます…」
「ん。美味しい。」
あたしがそう呟くと────
みぞれは、すごく満足そうな笑みを浮かべていた。
…幸せそう。
あたしは、何か彼女の役に立てたのかな。
「ねぇ、みぞれ。」
「…あっ、えっ、ななんでしょう!」
少し恥ずかしそうな顔してる…
「今日、あたしを遊びに誘ってくれて…ありがとう。
あたし、誰かと遊ぶ機会とか全くないから───」
「嬉しかったよ。
…ありがとう。また……遊ぼうな。」
その言葉を聞いた瞬間、
私のココロに、嬉し涙の小雨が、
降った気がした。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。