なぁ、あなた?
断るって知っとる?
1週間くらい前、、まではあなたは普通だった。
いや、別に今も変人になったりとかしてないんですけども、
でも、少しずつ作り笑顔が増えて
その次には何もないときはいつも辛そうな顔して。
好きな人の事気づかん奴っておらんやろ?
でも、助けんかったら意味ないやんか。
お願いやから、頼って。
ポロポロと涙がスカートにシミを作っていく。
まずいよね、こんな私見たら。
嫌われちゃったりして。
ふと目の前に手があった。
綺麗な手だなって思えば、私の目尻をなぞり涙を拭ってくれた。
治「頼ってもええねんで。」
頼ってもいい。
そんな言葉が嬉しかった。
頼れば助けてくれる、そう思えた。
その後はというと、まぁ説教…。
さらちゃんからはそんなの聞いてない!もっと言ってよって
侑くんからは怒りが伝わり、聞けば自分が黙り込んでた事に
怒ってたけど、次から話せば許すと笑顔で返された
そして、治くんは
隣の席に来てくれて、
抱きしめてくれた。
治くんの匂いすごく、好きで安心して、、、。
ホントに優しくていい友達がいて良かったなと思う。
治くんは「頑張って、断りや~。でないと、体力なくなるで。」
って。断るってすごく苦手だけどこれ以上心配させたくなくて
頑張ろうと思う。
成長したい。
ですがね、、
ストレスでケーキ食べたらプ二りました(´>∀<`)ゝ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!