第4話

# 02
188
2026/02/26 10:47 更新



あなた
 ⋯ん、ぉはよ⋯ 
あなた
 もう⋯行くの? 
  私が掠れた声で問いかけると、
紫苑はいつもの軽薄な笑みを浮かべる
紫苑
紫苑
 おはよ〜 
紫苑
紫苑
 朝早くからゆりかちゃんが 
紫苑
紫苑
 寂しいってうるさいから 
紫苑
紫苑
 今からちょっと
顔出しに行ってくる
 呼吸をするように吐き出される
最低な裏切り26人も彼女がいる

この男にとって、
私と過ごした「熱い夜」も、
数ある予定の一つに―――


















過ぎないのかもしれない
あなた
 最低⋯、じゃあなんで 
あなた
 昨日の夜はあんなに
離してくれなかったの?
あなた
 離してって何回も言ったのに⋯ 
 私の恨み言に、
彼は満足げに喉を鳴らして笑った

そして、わざとらしく
私の首筋に指先を這わせる
紫苑
紫苑
 んー、だって昨日の夜のあなたの下の名前 
紫苑
紫苑
 すっごい可愛かったんだもん 
あなた
  なっ /// 
紫苑
紫苑
 絶対他の奴らには
見せられないような
紫苑
紫苑
 蕩けた顔しちゃってさぁ ♡笑 
あなた
 ⋯っ///// 
 指先が触れた場所が熱を帯びる
何度も何度も繰り返された執拗な
口づけの記憶が蘇る
紫苑
紫苑
 そんなに赤くなって⋯  
紫苑
紫苑
 鏡、見てみろよ 
紫苑
紫苑
首筋ん所、跡がまだ残ってる 
あなた
 え、あ、言わ⋯ないで⋯ // 
紫苑
紫苑
 いいじゃん、
それ消えるまで俺のこと"だけ"
紫苑
紫苑
 考えといてね 
紫苑
紫苑
 ⋯じゃ、行ってくる 
紫苑
紫苑
 夜はちゃんと戻ってくるから 
 ひらひらと手を振り、
彼は軽い足取りで部屋を出ていく

残されたのは混ざり合った体温と
消えない独占欲の痕跡だけ⋯
あなた
 はぁ⋯本当に最低な人⋯/ 
.
遅くなってメンゴですわ
.
ちょっとは口調
近づいた、、かな?
.
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