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第1話

きっと、きっと、誰かへ届く。
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2024/06/28 22:23
どうしたら良かった ?何がいけなかった ?

誰もいない暗い空間にたった一人いる誰かが問いかける。
どうして、どうしてどうして。そんな言葉苦しみを並べても、誰からの言葉も帰ってこない。ずっと、ずっと引きずって勝手に一人で苦しむばかり。解決したのだから思い出さなければ引きずらなければ良いだけなのにね。でもその誰かさん僕自身は忘れることができない。悪い癖だよね。気にしないようにしているつもり。でもダメなんだ。一人で思い出して勝手に辛くなっちゃう。そんな悪い癖から産まれたのが彼らウェイスト達。皆みーんな抱いている暗い感情が違う。そりゃそうだよね、皆が皆同じ感情を抱いていたらおかしいもの。でもその感情はぜーんぶ暗くて、どろどろしてて、歪んでて、凄く病んでるの。恨んでも、憎んでも、怒っても、どうにもならないって知ってる。努力してもダメで、参考程度とかじゃなく設定とか一部丸パクリとか私は許さない。努力したからこそ今の自分があるんだもん。
___この気持ち、分かる?……分かるわけないか、いや、別にいいんだよ…分からなくて良いのだから。
じゃあ、そろそろ御仕舞にしようか、でも、この気持ちは…一生僕の心や記憶には残り、見てしまえば心が荒むかもしれないね。
___さようなら、でも…彼らの物語は……僕の病んで歪んだ感情達はこの最悪な気持ちは…これから始まり、苦しむ事だろう。
_____君達もこうならないように、気をつけてね…じゃあ、今度こそ………【縺輔h縺?↑繧さようなら



【✕✕✕✕】のとある日記の一部__
名は消されており、日記には意味不明な事ばかりが書かれている。その日記を見た者に、自分が経験したような同じ事が起きない事を願いながら書いたようだ。しっかりと…頭に留めておくと良いだろうね。
____いつか…その事を理解したら…【✕✕✕✕】がその日記に綴った気持ちが、理解できて、共感できるんじゃないかな__?

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