
お二人を見送ったあと、南雲さんの部屋に行く。
階段を登って少し進んだ部屋
コンコン
……返事がない、すみません、入ります…
体を仰向けにさせ、脇に挟む。
南雲さんの額に手を近づけると熱気がある。
相当高いのだろう…結構辛そうだし…
ピピピッピピピッ
下に降り、タオルや着替え、水、薬、氷嚢、冷えピタなどいりそうなものを持って部屋に上がる。
コンコン
南雲さんの長い髪の毛を避け、冷えピタを貼る。
一緒に持ってきていた干していた洗濯物をアイロンする。
ベランダは、2階の廊下を左にまっすぐ進んだところにある。

南雲さんが寝てる間におかゆを作り、夕飯の下準備をしておく。
お風呂も時間設定しているから大丈夫…
おかいさん……生姜が粥でいいかな
12:00
コンコン
寝ぼけ眼をこすりながら大丈夫という南雲さん。
鍋いっぱいにあったお粥を平らげてしまわれた南雲さん…
体調が治っていってるのでしょうか…
………いや元の食欲がすごいだけですよね。
南雲さんのおでこに自分のおでこを当てる。
お母さんがよくしてくれました
翌日、無事熱は下がり風邪症状も特になく、いつもの南雲さんだったため仕事に行くことになったのですが…
こんなんで良かったですかね…











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!