その後も街を案内してもらいつつ
仕事の話とかを聞いていた
聞く限り、私がいた世界よりも
よっぽど物騒な話ばかりで
一般人が生きるのも大変なのでは??
と普通に心配になった
そんな他愛もない雑談をしていると
条野さんの小型電子機器が小さく震えた
ほんの数メートル離れた先に条野さんがいる
今逃げて自殺しに行ったとしても
すぐにバレるんだろうな……
一ヶ月…短いようで意外と長い
と、私が其の場でぼーっと待っている時だった
事件が起きたのは
ドカンッ!!!音のした方に目を向けると
すぐ側の銀行からだった
まさか、銀行強盗とか…??
何て考えていたのもつかの間
見事に捕まりました
…運良く此処で死んじゃわないかなァ
何処からか、別の男の人の声がして
何か丸い物体が飛んできた
私は無意識に目を閉じる
すると破裂音のような物が鳴ったのち
私を抑えていた犯人らしき男が
呻きながら手を離した
急に手を離されたことで私も体制を崩す













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。