第36話

Episode 36

126

2024/06/26 21:32








朝起きると寝室にいて…



あれ？昨日寝室までどうやってきたっけ？






あなたの下の名前がいない…もう起きたのかな…


そう思いながらリビングに向かった。

北人

あなたの下の名前。

あなた

あっ。北ちゃんおはよ。

北人

おはよ。

北人

あのさ昨日のことあんま覚えてなくて…

あなた

でしょうね。

北人

えっ？

あなた

北ちゃん。昨日私大変だったんだよ？

北人

俺何かした？

あなた

まず樹くんと壱馬くんにお礼してね？

北人

えっ？

あなた

北ちゃんフラフラだったから
送ってくれたんだよ？

北人

マジか…

あなた

それで2人を見送った後
とりあえずリビングに運んだの。

北人

うん。

あなた

それで北ちゃんにお水を飲ませて。
その後北ちゃんキスしてきたと
思ってたら急に寝るんだもん。

北人

ごめんね？

あなた

それでメイクだけ落として
寝室に運んだの。

北人

ごめん…

あなた

今回は許すけど飲みすぎはダメだよ？

北人

はーい。

あなた

お風呂昨日入ってないでしょ？
朝入るかなと思って沸かしといたから
お風呂行っておいで。

北人

ありがと。
あなたの下の名前。なにかしたいこと考えといてよ。欲しいものでもいいし。

あなた

えっ？

北人

今回色々大変だったでしょ？
お詫びに何かさせて。

あなた

そんないいのに…

北人

いいから！

あなた

ありがと。じゃあ考えとくね。

北人

うん。
じゃあとりあえずお風呂行ってくる。




そう言って北ちゃんはお風呂に行った。


楽屋に着くと2人に北ちゃんは謝っていた。

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第37話 Episode 37

m⑅

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。