慎太郎side
今は、大我くんとお風呂に入っている。体は小さくてめちゃくちゃ可愛い♡大我くんは、いろいろなことを話してくれる。今だって……
大我「たいがね!わんわんかってたんだよ!」
慎太郎「そうなの〜、お名前なんていうの?」
大我「わんわんのおなまえは、あんず!」
慎太郎「可愛い名前だね」
大我「たいががつけたの!」
慎太郎「そうなんだ!俺もね、わんわん飼ってたよ」
大我「しんちゃの、わんわん、おっちそう!」
慎太郎「おっきいよ〜!今は実家にいるけどね」
大我「しんちゃのわんわんみてみたい!」
慎太郎「今度、俺の実家に行こうか!」
大我「うん!しんちゃぁ、ちーでてちたっ」
慎太郎「わわわわわっ!鼻血出ちゃった上がろうか」
大我「ぅん」
慎太郎「誰かァァァ!大我鼻血出たぁぁぁ!」
ドタドタドタ
優吾「鼻血?のぼせちゃったかな?」
大我「ちーいっぱぁいちゅいちゃった」
優吾「鼻に入れるよ?」
大我「あい」
慎太郎「よし、てて洗おうか」
大我「うん!」
優吾「お風呂に血ポタポタいっちゃった?」
慎太郎「うん、ごめんね」
優吾「大丈夫だよ、今日はお風呂なしでいいよね」
慎太郎「うん!いいと思う」
大我「たいがのしぇしで、ごめんなしゃい………」
優吾「大丈夫だよ!大我寒いでしょ?お洋服着な?」
大我「ぁぃ、めんしゃい」
慎太郎「大丈夫!お着替えこれね!」
大我「たい、ひとりででちる」
慎太郎「じゃあ、1人でお着替えしてみて!」
大我「うん!」
大我は鼻血が出てきてお風呂のお湯にポタポタと垂らしてしまった。でも、怒ってないって言ったら笑顔になって、自分でお着替えがでる!といい着替えを始めた。
大我「んぅぅ、あたまでなぁい」
慎太郎「ちょっとお手伝いするよ?」
大我「わっ!あたまでてきた!」
慎太郎「んふふっ、上手だね」
大我「しんちゃっ、たい、だっこしゃれたい」
慎太郎「どうしたの?パパとママから抱っことかしてもらえなかったの?」
大我「ぱぱとままね、いそがしいからまってっていわれてね、、しょのまんまどっかいっちゃうの」
「しょれでね、だっこしてっていっても、いまいそがしいっていわれて…だっこしてもらえなかったの……」
慎太郎「そっか、俺が大我のこと抱っこいっぱいしてあげる!」
大我「えへへっ!だっこしてぇ!」
慎太郎「おいしょっ」
大我「んへへっ、しんちゃ、しんちょーたかいから、たかい!」
慎太郎「そうだね〜!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。