しえる視点
しえる「え!かずくん?なんでここに…」
その声とともに一虎は場地を刺した
一虎「死ね……………場地…………」
しえる「かず……くん?」
武道「うおおおおぉぉ!!」
勢いよく一虎に体当たりして場地との距離をおかせる
武道「場地君!!?大丈夫ッスか!?」
え、かずくん刺したの?
なんで?場地は…仲間で…それで……
混乱してそこから動けない
場地「かすり傷だ。助かったぜタケミチ」
千冬「一虎ああ!!テメー何してくれてんだコラ!!」
千冬の声で混乱した頭を起こす
しえる「なんで……?かずくん…」
しえる「場地が何かした?かずくんの敵はマイキーじゃなかったの?」
しえる「分かんないよかずくん…」
一虎「場地が裏切ったって…」
しえる「なんの事?」
一虎「それに…場地がしえに俺と会わないように言ったんだろ…」
33話の事です
しえる「あれは!自分の事を思って言ってくれた訳でかずくんを裏切る発言ではないよ!」
一虎「………しえまで場地の味方か?」
しえる「違うよ…かずくんがいなきゃ嫌だよ…でも、場地も自分の仲間だから…」
一虎「………」
しえる「稀咲は悪いやつなんだ。東卍を乗っ取ろうとしてる。」
一虎「は?」
しえる「その事に場地は気づいたんだ。止めるため…そしてかずくんを助ける為に芭流覇羅に入った」
しえる「場地は…みんなの事を1番に考えてたよ」
しえる「裏切ってなんかいない」
しえる「ダメだよかずくん…いなくなっちゃ」
ドサッ
そのとき後ろから場地が座り込む音が聞こえた
場地「くそ…ここまでか…」
千冬「場地さん!稀咲てめー何をした!」
稀咲「見てたろ?俺は何もしてねぇ」
千冬「場地さん!…………血…刺された?」
千冬「刺されたんすか?いつ…?」
千冬「……!!一虎ああああああああぁぁぁ!!」
稀咲「やっぱやべぇやつだな一虎は」
稀咲「そうか!場地を芭流覇羅に引き抜いたのはこうやって寝首を取るためか!」
稀咲「ねぇ?総長」
稀咲…………お前が……お前がお前がお前が!
しえる「おめーが全部仕掛けてんだろーが!なに白々しいこと言ってんだテメー!!!」
稀咲「あ?なんの事だよ」
しえる「全部全部調べあげてんだよ!何マイキー挑発してんだ!全部計画なんだろ!知ってんだよ!!!」
泣き叫ぶ マイキーにも届くように
武道「しえるさんも!知っていたんですか…」
しえる「稀咲の言うことに耳貸すな!」
でも、届かなくて
マイキー「殺したかった…」
マイキー「ずっと…一虎が年少から出てきたら真っ先に俺が殺そうと思っていた」
マイキー「そんな俺を諭し続けてくれたのが場地だった」
マイキー「場地が言ってた」
「一虎は”マイキーを喜ばせたかった”」
「”だからあいつは受け入れられない”」
「”たとえマイキーの兄貴を殺しちまっても”」
「”自分を肯定する為にマイキーを敵にするしかなかった”」
マイキー「ってよー」
マイキー「ケンチン喧嘩はもう終わりだ」
半間「は!?オイオイオイ喧嘩は終わり?ナメてんのかマイキー?」
半間「そんなのテメーの決める事じゃねーだろーが!!」
ドンッ
マイキー「ホラ 終わった」
芭流覇羅「半間さん?」
芭流覇羅「う、嘘だろ?」
芭流覇羅「インチキだ」
芭流覇羅「半間さんが一撃?」
芭流覇羅「絶対なんかのイカサマだ!」
芭流覇羅「逃げろ!!殺されるぞ!」
一虎「人は誰しもが裏切る…終わらせようぜマイキー」
一虎「テメェが死ぬか」
一虎「俺が死ぬかだ」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。