「終わったー!」
グク「すごい.....さすがあなた先輩です///」
「そう?えへへ//.....あ、いけない!!ちょっと電話させて!」
グク「あ、はい!」
よし、ここからが勝負だぞ......まずはジユのアドバイスを思い出しとこう
ジユ「いい?まず、女を落とす時にモジモジするのは絶対にダメ、相手の目を見てハッキリ言うのよ」
目を見て、ハッキリと....
ジユ「そして雰囲気作りも大事、いきなり言うんじゃなくて、少しロマンチックな感じにさせてからがいいわね!」
ロマンチックな雰囲気作り........ん?ロマンチック?.....具体的になんだろ....
ジユ「そして最後に!!あなたのその顔!!」
ジユ「顔を活かしなさい!!」
待って、はい?.....ちょっとジユのアドバイスはチンプンカンプンだな.....
まぁとにかく.......気合いだな!!((
「もう帰るから、そんな怒らないで?....えぇ、分かってるわ.........はいはい、後でね///」
そういえば.........電話って、誰としてたんだろ
「お待たせグクくん!さぁ、帰りましょうか!」
グク「.....あなた先輩?電話の相手って、誰だったんです?」
「えっ!?///」
帰りの連絡をしてたような.....
「あ、え、あれは.....私の.....姉よ!」
グク「姉?」
「そう!今家に姉が来ててね!!」
グク「あ、そうだったんですか!!」
「そうそう!!^^」
(いきなり聞くから焦ったよ//)
グク(よかった、彼氏とか言われたら終わりだったな)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!