「お疲れさまでしたー .ᐟ」
スタッフさんの声が聞こえて 、 撮影が終わる 。
思わずその場で伸びをすると 、 後ろから笑い声が聞こえた 。
ほっとしたように笑うと 、 仁人くんが飲み物を差し出してくれる 。
受け取って一口飲むと 、 冷たさが体に染みる 。
その様子を見ていた柔太朗くんが近づいてきた 。
そこへ太智くんが勢いよく入ってくる 。
そう言って 、 優しく頭をぽんぽんされる 。
舜太くんも笑いながら近づいてくる 。
即答すると 、 五人が同時に笑った 。
その何気ない返事だけで 、 少し胸があたたかくなる 。
また笑いが広がる 。
こんな時間が 、 今日も少しだけ幸せだった 。


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。