第3話

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2024/05/14 06:06

五条悟
あなた!君には風鈴高校に行ってもらいます!!






風鈴高校───


それは、超不良校として名高き高校である。





ただの不良校という訳ではなく、


どうやら防風鈴と呼ばれる街を守る集団のようだ。







あなた
先生、なぜ私が?不良なら恵の方が適していると思いますが。





純粋な疑問である。





私は生物学上には女と呼ばれる分類であるため、


小柄であり到底不良には向いていない。





それなら元ヤンである同期の伏黒恵の方が適している。





五条悟
それがねぇ、今回の任務は風鈴高校とその周辺地域を守るというだけであって衝突は避けたいんだよね。




五条悟
だから、元ヤンの名が知られている可能性がある恵が行ってしまったら衝突してしまうかもしれない。





五条悟
そして、時には上手く情報収集する必要も出てくる。そうとなれば他の2人も心配でねぇ。





つまり、私しか適任がいない、と。





あなた
分かりました。





五条先生は私の反応を見るなり嬉しそうに笑った。




五条悟
うん。あなたならそう言ってくれると思った。詳細はこの書類を見ればわかるから!





私は決して薄いとは言えない冊子を受け取った。




五条悟
あ、そういえば舐められちゃいけないから男装でよろしくね!





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