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第18話

帰り道.
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2025/11/28 15:34 更新


夕暮れの帰り道、虫の声が響く中、4人は並んで歩いていた。
しのぶは歩きながら袖の中で小さく欠伸をしている。


冨岡義勇
冨岡義勇
……眠いのか?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
少しだけ。
富岡さんが子守歌でも歌ってくれたら、寝ちゃうかもしれませんね、笑

冨岡義勇
冨岡義勇
歌わない
(なまえ)
あなた
(ふふっ、賑やかで楽しいな、笑)

伊黒小芭内
伊黒小芭内
俺は疲れている。
もう少し静かに歩けないのか?


先頭切って歩いていた伊黒さんが後ろを向き、冨岡さんとしのぶさんに言う。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
いいじゃないですか〜
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それより、今日は甘露寺さんが料理当番なので早く帰らないとすぐに食べられちゃいますよ、笑
少し急ぎましょうか、。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
( 何……!?!、)
伊黒小芭内
伊黒小芭内
…そうだな、早く帰るぞ。


伊黒さんはさらにスピードをあげて寮に向かった。
その姿にしのぶさんは微笑む。




寮に戻ると、すでに甘露寺さんが大皿いっぱいに煮込みを用意して待っていた。

甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
わぁ~! みんなおかえり! 
今日はね、特製シチューだよっ!
(なまえ)
あなた
ただいま帰還しました、!!
わぁ……いい匂いですね、!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
今日はねっ!“疲労回復スペシャル”なのっ!
お野菜もお肉もたっぷり!
宇髄天元
宇髄天元
派手さがねぇなぁ


不意に聞こえた豪快な声。
振り返ると、湯気と共に宇髄さんが現れた。髪を乾かしながら、キラリと笑う。

胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
宇髄さん。あなた昨日も長風呂でしたよね、?
いい加減ルールを守ってもらわないと困ります。


しのぶさんが呆れ顔で言うと、風柱様がすかさず補足する。
不死川実弥
不死川実弥
“長風呂”どころじゃない。風呂の湯が3度替わったぞォ??
宇髄天元
宇髄天元
仕方ないだろ〜
美を保つためにはこれくらいしねーと。
時透無一郎
時透無一郎
……お湯はいいから時間は守ってくださいね、
じゃないと眠くなるので、僕。
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
だな!!!!
それか宇髄は1番最後に風呂に入るかの2択だ!!!!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
1番最後で。
宇髄天元
宇髄天元
おいおい、
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
うむ、今日は最後に入るといい。
宇髄天元
宇髄天元
悲鳴さんが言うにわー聞かねーとな、笑


 場が爆笑に包まれる。


笑い声が絶えず響き、湯気と笑顔が混ざり合う食堂。
――柱たちの寮の夜は、今日もあたたかく、更けていった。


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