教室
黒板↓
A組のお前らへ
初めはここに居れて幸せだって思った。でも愛川が来て全部狂って死にたいって思った。実際死んだけどね笑でも心のどっかでまた私に期待して欲しいって思ってた。でもそんな感情捨てないとって思ってなんともないように振る舞った。けど人って最後までは嘘付けないんだね。お前らと居て楽しかったって思ったからさ、お前らの横通り過ぎた後ここ来てメッセージ書いたんだけど、泣きながら書いてたな笑なんで私泣いてんだろって思ったけどやっぱお前らのこと好きだったからなんだね。ありがとうヒーロー。
黒羽あなたの下の名前
緑谷へ
緑谷は何事にもまっすぐに向かってたね。誰かに何言われても何されてもひたすらに前ばっか向いてた。そうやって諦めずに前へ行けるのってほんとすごいなって思う。私には出来ないから。中途半端にやめずにやると決めたら最後までやりきって人を救ける、君はそんなヒーローだよ。何より人を大切にし己を犠牲にする、いいことかもしれないけどやり過ぎはダメだよ。緑谷には人を救けれる力があるから自己犠牲でその力全てを失うようなことは避けときな。ありがとう、期待してるよ二人目の平和の象徴候補デク。
黒羽あなたの下の名前
麗日へ
麗日はどんな相手にも分け隔てなく優しく接することが出来てたから正直羨ましかったんだよね。相手が自分をどう思ってようとどんな状況であろうと自分が救けるって一心を曲げず進んでたね。ほんとすごいと思う。大切なものを守るため、自分に負けず自分一人でも人を救けれるって証明するために強い相手に立ち向かう姿、ほんとのヒーローみたいだったよ。重力を0にするってのはとてもすごい大きな力だよ。相手がどんな超人でもスーパーヒーローでも重力は変えられない。それを君は変えられる。今後そんな個性が生まれることは少ないかもね。その力で人を救っていってね、ウラビティ。
轟へ
轟の個性は強いよ。誰がどう見ても。クラスの中でも上の方だね。個性婚ってのは辛いと思う。強くなるために君は産まれたんだもんね。父親のスパルタのせいで心にも大きな傷を負ったと思う。だからこそ君は個性を大切に人を救ってやってほしい。自分は強いんだって父親に、家族に、世界に見せつけてやりなよ。個性二つ持ちってのは強いよ。でもその分努力も苦労も人一倍必要。一つの個性を伸ばすのに十使うとすれば君は二十必要だもんね。でもそんな困難をも乗り越えてこそヒーローだよ。君には君の個性がある。氷と炎、どっちを使うかは君次第だ。父親に囚われ炎を封じるかそんなの関係もなしに救けるために全てを使うか。ちゃんと考えな。強い轟はこれから更に強くなると思う。何にも囚われるな、強くなれショート。
黒羽あなたの下の名前
爆豪くんへ
私が死ぬまで、いや死んだ後、転生した後、そして今でも私の味方で居てくれてありがとう。君が私の味方じゃなかったらもっと早く死んでたかもしれない。君の個性は強いよ。ずっと強いって言われてきたもんね。でも今の君には轟や緑谷が居るよね。越えなければいけない壁がある。人は誰しも全てを持って生まれた訳じゃないよ。一度は努力や苦労してる。一度は大きな壁にぶつかってる。だからこそ強くなるんだよ。とっくの前にこんな風に全部諦めた私が言うことじゃないけどね笑。君には強い個性がある他、強い仲間が居るんだよ。どれだけ君が強い相手に打ちのめされても仲間が居る。誰か救けてくれる。ヒーローは救ける側だけど救けられちゃいけない訳じゃないしね。だからさ、誰かに頼っていいんだよ。まぁこれも誰にも頼らず死んだ私が言うことじゃないよね笑。強さには弱さが付きものだからさ、君の弱いところは誰かが補ってくれるよ。だから君も仲間の弱いところは君が補うんだよ。これから君は強くなれるから。君のおかげで私は前を向けてる。君には感謝しかない。ありがとう、未来のスーパーヒーロー爆豪くん。
黒羽あなたの下の名前













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。