ヴァン・ダーマー視点
これからMOZUのメンバーで大型のアーティファクトをやるところ。ダーマーさんはアーティファクトが出てくるところを再度確認していた。
周りを見渡しながら確認をする。すると急に銃声が聞こえてくる。何事かと思い振り返る。
自分の足に痛むがある。
ちょうど視界のいい場所にいたため格好の的だ。どうにか近くにある身を隠せる場所に向かうが、撃たれた足が痛み思うように走れない。
撃たれた方向から見えない位置のコンテナの後ろに隠れる。
ダーマーさんは撃たれたことを無線で伝えようとする。
入れようとした瞬間二発目が飛んでくる。今度さっきと違う位置から腹部を撃たれた。足だけだったらまだ大丈夫だったが、流石に腹部はやばい。鎮痛剤を飲もうとするが、少し遅かったようで、ダウンしてしまう。
後ろから歩いてくる音とともに喋り声がする。
黒いロングコートに、顔には仮面をつけ、誰だか分からない。
あなた視点
さっきそう遠くないところにダーマーさんがいたのを見ていた。不意に撃てないかと考えていたが、発泡通知が入ってしまったら皆に迷惑がかかるためやめていた。
急いで海沿いの方に着くと、
腹部を押さえながら動けない様子のダーマーさんに銃口を突きつけている男。手は引き金にかかっている。
男に銃を向け、迷わず撃つ。
と言いこっちもう一つハンドガンを出し、こちらを狙ってくる。
そう言い、隙ができた瞬間に背負っていた銃を取り男に向ける。
そう言いながらダーマーさんに銃口を向ける。
足には自信があったため、走って相手との距離を縮める。回し蹴りを繰り出すが相手は一歩下がり銃口を向けてくる。それを遮るかのようにダーマーさんが打つ。
すると、ダーマーさんとあなたからの無線がなく、銃声がすごいため誰かが来てくれた。
と言い海の中へ落ちていくかのように潜った。
潜ろうとしたがそう言われて止められる。するとボアさんとなのさんが来た。
嫌な感とは本当によく当たるものだ。
この後流石に警察が来た。一様事情は説明し『自分たちではない』ってことを伝えたら、「何もしてないならいいですよ」と言ってすぐ解放してくれた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!