「仕事場」にて
冷たい砲声が響き渡る
もう何年もこの仕事をやって
人を殺すことに何も感じなくなってしまった
最初の方は「悪い人かどうか判断してから」とか「せめて急所に当てて苦しまないように」などと考えていたが、、、
、、、仕方ない
銃を突きつけて半分拷問のようなことまで
できるようになってしまった。我ながら良くないことだとは思っている(←当たり前です)
バン
少々手こずったせいか苛立ちが隠しきれない
今日の文化祭でのあいつの顔がよぎる
自分の手を見つめた
銃を長い時間握っていたせいか、手にあとができていた
文化祭にて
入店
注文中・・・ʚ🎀ɞ
パシャリ📸
文化祭1日目終了
ほとんど写真がない
メイドと撮った写真があったので速攻LINEで送り付ける
イメージ
あなたの下の名前「いいなー!楽しそう!!!」
「友達と行ったの?成長したねー!!」
「メイドさんと写真撮って、いっつも私とは撮ってくれないよね?」
どんな反応をするか楽しみにしながら
一刻も早く家につけるよう、いつもより急ぎ足で帰路に着いた
なんだかソ連に申し訳なくなってきた
やっぱり今からでも離れて生活した方があいつのためになるんじゃないか
私なんかが隣にいていいはずがない
なるべくあいつ_ソ連_のことを思い出さないように。
そんなことを思っていたら、スマホが鳴った
そこに映っていたのは、明らかに照れているメイドと無表情なソ連だった。
あぁ。そうだった
ソ連は、私みたいなやつといるべきじゃない
本来ならばいまごろ同じくらいの年の女の子と恋愛のひとつやふたつでもするべきだろう
私の、
──────大切に思っているからこそ、関わりたくない
帰り、銀行によっていこう。そこで下ろせるだけお金を下ろして家を出よう。
走って、走って、走った
1秒でも早く、家に着けるように。
1秒でも早く、あの子が、私の元から離れられるように。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。