『はーいもう慣れたか。殺害したいメンバー選んでねー』
『ないよねぇーわかってるわかってる。』
『だーかーらー、いつもより倍の!!』
あぁ、何度目だろう、この感覚。
何度も何度も
味わったこの感覚。
他のメンバーに比べて倍味わっている。
苦しい。痛い。“死にたい。”
こんなに苦しい思いをするくらいなら…
なんて考えるけど、俺のせいで殺されてしまったメンバーがいる。
そう思うと、
“死にたい”と思ったことを後悔する。
そして、
1分…
2分…
3分……
と耐えて、耐えたと思えば
あいつが現れて、
今までとは違う言葉に
俺は悲しみと苦しみと驚き
全ての感情が一気に降り注いだ。
『今回殺害されるメンバーは…』
『木村柾哉さん。西洸人さん。田島将吾さん。許豊凡さん。藤牧京介さん。後藤威尊さんの6名です。』
『それはーお前が全部話すからだよ。』
『つまんないじゃん。そんなんじゃ。』
『だーかーら!君に勝たせてあげようと思って!正真正銘一人勝ちだよ!!』
あいつがそういうと
6つのパネルが写し出された。
そこには、俺の大切なメンバーが写っていて。
みんなは、椅子に座って強張ったかおをしていた。
俺がいい終わる前に
みんなの急所近くにナイフはもう近づいていて
言い終わったと同時に、
みんなは一気に倒れ込んだ。
『これで、髙塚大夢くんの完全勝利だー!』
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
俺は今…1人、?
俺のせいでみんなが、殺されて…
あぁ、俺は何をしているんだろう。
俺をここまで支えてくれた、
みんながいなくなった。
“ 俺 の せ い で ”
俺はただ泣き叫ぶことしかできなかった。
みんなのところに行けるわけでもなく。
みんなはその部屋から連れ出されて
どこに行くかもわからない。
あぁ。、俺は何をやっているんだろう。
残り。1人。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。