第12話

story12
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2023/09/07 04:56 更新
あぁ、俺死んだんだ、




これで、みんなとまた…







なんて、思った矢先。







俺よりちょっと先に亡くなってしまった




6人のメンバーが心臓をギュッと抑えながら





ずっとずっと苦しんでいるのが見えた。






なん、だろう、これ、?







そんなことを考えていると








右腕から順にどんどんとビリビリッっと音を立てるほどの





痛みが全身に渡った。









その勢いで俺は
髙塚。
ッッ…はっ…
目を覚ました。
松田。
大夢くんっっ…!!泣
そこでは、みんなはもう起きていて





あの6人は、肩で呼吸をしながら





頭皮からタラーッと汗を流していた。
状況が掴めない。どういうことだ。







そう。今俺がいるのは






倒れる前にいた練習室で





みんな同じ服装のまま






あの倒れた時と全く同じ状況








ただ、時間だけが進んでいた。
髙塚。
ぇ…いき、て、?
池崎。
うん。俺ら生きてた、
そう理人が言った瞬間







全身の痛みは徐々に消えて行ったものの、









首元が締め付けられて、呼吸ができなくなった。
髙塚。
ふっ、あ”がっ…
佐野。
ひ、大夢、?
尾崎。
首ってこと、?
メンバーが背中をさすってくれたり








落ち着いてと声をかけてくれても









ずっと首を締め付けられ続ける。
そして数分







意識が飛びそうになった直後







だんだんと和らいでいった。
髙塚。
ッッ…ハァハァ…
藤牧。
ちょ、大夢ごめん。
そういうと、京介は俺の着ていたTシャツを捲り上げた。
藤牧。
やっぱり、
後藤。
ッッ…、
許。
ひろ、む、
藤牧。
大夢が起きる前
藤牧。
俺らは心臓のみ痛みを感じたけど
藤牧。
大夢はなにか、色々なところを押さえてる感じで、ずっと全身を痛がってたんですよ。
そう、京介が言った後





自分でも体を見てみると







体には無数の傷があった。
髙塚。
ひっ…、
田島。
おれらも、
そう言ってたじが服をめくって胸元を見せてくれた。
髙塚。
ッッ…!
髙塚。
ごめんっっ、俺のせいで、
木村。
んーん。大夢のせいじゃない。
そして不意にこの部屋にある



大きな鏡に目を向けると
俺の首元には、締め付けたような跡が




一本ついていた。
髙塚。
え、、
西。
それ……
許。
この傷の量…
松田。
ねぇ、最後どーやって…
髙塚。
どんな殺し方でもいいから、みんなのところに行かせろって、、
池崎。
え、
後藤。
うそ、やんな、?
髙塚。
んーん。ほんと。
髙塚。
でもさ、みんなに会えたし
髙塚。
いいのかなって、
藤牧。
………でしょ、
髙塚。
え?
京介が何か言ってるけど、



聞き取れなかった。
髙塚。
どうしたの?
藤牧。
良いわけないでしょ。
髙塚。
…え?
藤牧。
俺らは大夢の気持ち考えないで、大夢が人狼かもってなった瞬間
藤牧。
一瞬で疑ったんだよ?メンバーを殺したのは大夢なんじゃないかって。
藤牧。
大夢は、俺らとは比べものにならないくらい辛い思いしたんだよね、
藤牧。
ごめん、
そういうと、京介は俺に頭を下げた。
西。
おれも、ごめん。
大夢なんも悪くないのに、、大夢のこと責め立てた。
髙塚。
いや、大丈夫だよ、
髙塚。
俺も早く言わなかったの悪いし
髙塚。
むしろ、これでよかったんだよ。
藤牧。
でも、
髙塚。
これでよかったの。
それで話し終わらせよ。
藤牧。
ッ、うん、
あぁ、なんだろう、




泣いてしまいそう。でも泣くな。









京介は、俺をそっと抱き寄せて






『おつかれ。』と呟いた。
Surely someday…-Fin-

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