あぁ、俺死んだんだ、
これで、みんなとまた…
なんて、思った矢先。
俺よりちょっと先に亡くなってしまった
6人のメンバーが心臓をギュッと抑えながら
ずっとずっと苦しんでいるのが見えた。
なん、だろう、これ、?
そんなことを考えていると
右腕から順にどんどんとビリビリッっと音を立てるほどの
痛みが全身に渡った。
その勢いで俺は
目を覚ました。
そこでは、みんなはもう起きていて
あの6人は、肩で呼吸をしながら
頭皮からタラーッと汗を流していた。
状況が掴めない。どういうことだ。
そう。今俺がいるのは
倒れる前にいた練習室で
みんな同じ服装のまま
あの倒れた時と全く同じ状況
ただ、時間だけが進んでいた。
そう理人が言った瞬間
全身の痛みは徐々に消えて行ったものの、
首元が締め付けられて、呼吸ができなくなった。
メンバーが背中をさすってくれたり
落ち着いてと声をかけてくれても
ずっと首を締め付けられ続ける。
そして数分
意識が飛びそうになった直後
だんだんと和らいでいった。
そういうと、京介は俺の着ていたTシャツを捲り上げた。
そう、京介が言った後
自分でも体を見てみると
体には無数の傷があった。
そう言ってたじが服をめくって胸元を見せてくれた。
そして不意にこの部屋にある
大きな鏡に目を向けると
俺の首元には、締め付けたような跡が
一本ついていた。
京介が何か言ってるけど、
聞き取れなかった。
そういうと、京介は俺に頭を下げた。
あぁ、なんだろう、
泣いてしまいそう。でも泣くな。
京介は、俺をそっと抱き寄せて
『おつかれ。』と呟いた。
Surely someday…-Fin-











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。