ごお
僕の覚醒から数年が経ち、僕は15歳になった。
僕は相変わらず煙たがられていた。
二人が庭で会話をしている所を窓越しにボーっと眺める僕。
その時、
僕を居ないものとして、
ずっと話しかけてもスルーされてきた父から、
話しかけられた。
天変地異か?
これは、何か企んでるな、、、、
しかし、不思議と嫌な未来は浮かばなかった。
僕が昔より強くなったからか、
それとも攻撃力を身に着けたからか、、、
これから僕はどうなるのだろうか、、
それから僕は今日も回復魔術を10個習得し、
時間になった。
コンコンコン、
と、音を立て、王室の重い扉を開ける。
つまり他国に違法に潜入して罪人になれということか。
まあ、僕は社交界に出たことはないし、
そもそも生まれたことすら知らない人が多いだろう。
こんな兄のあとに生まれた落ちこぼれなんて
まあ実際は落ちこぼれじゃないんだけど
国王が隠してないはずがない。
しかも、“どうだ”と聞かれているが、異論は認めないはずだ。
なんてったってあの国王だ。
今更僕の意見なんて聞かない。
意見は昔ならまだしも、今なら攻撃力も高いし、回復力だって高い。
ハイブリッドなんだ。
1人でやっていける。
ここからでれるなら本望だし、はいって言っておこう。
これでも自分の息子が罪人呼ばわりされると、
自分の立場も危うくなるからね。
僕も王子だってことは知られたくないし、
適当に二国出身だって言っとくか、、、
下がれと言っているがこのくらいは言っておかないと、
激怒だろうから言う。
キィィィィィィ___________ガチャン__。
と、僕はまた、重い扉を閉めた。
もうあの国王とはおさらばだ。
帰ってこいとは言われてないし、帰ってきたいとも思わない。
こうなったら、徹底的に帰らないような状況を作ってみせよう。
例えば、、、、、向こうの王子と仲良くなったり、、、
一応敵国の王子と仲よく、なんて、あるわけないよね!!
ま、敵国だから向こうの習慣とかも分かんないし、
社交界には一切出たことないから詳しくは分かんないけど、、、
なんとかしよう。うん。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!