第14話

第14章 新たなゲーム
24
2022/06/05 09:34
カイト視点
カイト
カイト
うっ…グスッ
あれ?なんでだろ
涙が止まんない。
秋斗
秋斗
…しょうがない、
あいつがかってにきめたんや。
自分をせめんとき。後でまたあえるしな
秋斗の言葉で私の中の何かが切れた。
カイト
カイト
う、グスッ、うわぁぁぁ
秋斗
秋斗
そうや、それでいいんや。
ばあちゃんが言っとったで?
辛い時はいっぱい泣きって
私はたくさん泣いた後、疲れて寝てしまった。
カイト
カイト
うっ
気がつくと、知らない場所にいた。
そこには生贄になったはずの蒼がいた。
カイト
カイト
蒼!
私は蒼に駆け寄ろうとした。
だけど、なにか透明な壁が邪魔をした。
蒼は何も喋らず、微笑んだ。
蒼のこんな顔を見たのは初めてだ。
カイト
カイト
…どうしたの?
すると、蒼はそのまま私の近くを離れていった。
なんで?なんで離れていくの?
カイト
カイト
お願い!行かないで!
私は泣き崩れた。
……ト
…ィト
秋斗
秋斗
カイト!
そこで私は目が覚めた。
秋斗
秋斗
すごいうなされてたけど、大丈夫か?
カイト
カイト
ううん、大丈夫
ホッ、なんだ夢か〜。
確かに、蒼があんな風に笑うなんておかしいしね。
秋斗
秋斗
そうか?まあそれならええけど
カイト
カイト
あと、さっきたくさん泣いちゃってごめんね
秋斗
秋斗
いや、全然ええよ。
泣いてスッキリした方がええしな
カイト
カイト
そっか。秋斗は優しいね
秋斗
秋斗
当たり前のことしただけや。もう大丈夫か?
カイト
カイト
うん!大丈夫
舞花
舞花
お〜い、おふたりさ〜ん。
2人だけの世界に入らないで下さ〜い!
カイト
カイト
あ、ごめんごめん
舞花
舞花
いや、大丈夫大丈夫!
気になったんだけど、蒼に今電話したらどうなるんだろ?
カイト
カイト
いいね!やってみよ!
チリンチリンッ
チリンチリンッ
カイト
カイト
…だめだ、繋がらない
舞花
舞花
ダメか〜。行けると思ったんだけどな〜
カイト
カイト
まあ、流石にね
秋斗
秋斗
これからどうするん?
カイト
カイト
もうすぐメールが来ると思うから、待とっか
ピピピッ
カイト
カイト
…って言ってたらきたね
秋斗
秋斗
予知能力か笑
メール
生贄の提供やっとしたか。
遅いぞ!
やっとゲームを始めることができる。
ゲームの内容は、まずお前らの敵を1000体手配しておいた。
そいつらの持っているパーツをこの機械に取り込んでくれ。
パーツが1000個きちんと揃ったらドアが開くだろう。
まあ、せいぜい頑張れ〜
秋斗
秋斗
はあ?ふざけてんのか?
お前が誰だか知らんけどな!
俺らのこと物やと思てんねんやろう!?
生きてる人間やぞ!
自分が何してんのか分かってんのか!?
カイト
カイト
ちょ、落ち着こ
秋斗
秋斗
落ち着けるわけないやろ!
カイト
カイト
でもそんなこと言っても何にもならないよ
秋斗
秋斗
せやけど…
カイト
カイト
会って言わないと意味がないよ!
早くクリアしてあいつを倒しに行こ!
秋斗
秋斗
お、おう
秋斗は若干納得してなかったけど渋々引き下がってくれた。
カイト
カイト
よし、それじゃあみんなで敵1000体倒すぞ〜!
みんな
(カイト、蒼以外)
お〜!
まる
まる
はい!どうでしたでしょうか!
舞花
舞花
秋斗イッケメーン!
カイト
カイト
ね〜、かっこよかったよね!
秋斗
秋斗
て、照れるやろ(///ω///)
蒼
僕がこれからしばらくでなさそうなのは気のせいでしょうか?
まる
まる
そんなにでないね!
蒼
(。•́ω•̀。)
舞花
舞花
(   ´∀`)ハハハ
まる
まる
では、またね!
6月5日㈰ 18:34
※間違えていたところがあったので、編集させてもらいました。

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