第6話

阻むバリケード
13
2024/08/11 13:41 更新
コノハ
コノハ
っ…
エコナ
エコナ
ここも!?
バリケードが前に佇む
それは小柄な私たちじゃあ到底通り抜けられない高さのバリケードだった。
コノハ
コノハ
これ…
網状なので揺らしてみるが、びくともしない。普通ならこう言うやつは簡単に倒れるけど、魔法で固定されているので、即席の壁になっている。
エコナ
エコナ
こっち!
エコナは私の手を引き、横に走る
コノハ
コノハ
これ…
梯子だ。上にはあちらに渡ることができる鉄製の網目状の橋があった。
エコナ
エコナ
これ渡るの怖いんだけど
コノハ
コノハ
そうね…
コノハ
コノハ
軽かったからよかったけど…
エコナ
エコナ
鎧着てたら落ちてたね
下には沢山の歩く屍。
私たちは心許ない橋を渡っていたところ、途切れていることに気がついた
コノハ
コノハ
うそ…
コノハ
コノハ
あ。いやでも
エコナ
エコナ
あそこ飛び移れないかな?
数m先には橋の続きがあった。
千切れた跡があった為、ここで絶えきれず落ちたと推測できた
コノハ
コノハ
私行く
助走をつけ覚悟を決めて飛ぶ
倒れ込みながらも、渡り切ることに成功した
エコナ
エコナ
私もいく!
エコナも飛び移ることに成功した
ギィ
コノハ
コノハ
まずい!
エコナ
エコナ
え?
コノハ
コノハ
崩れるよ!走って!
エコナ
エコナ
分かった!
その瞬間鉄の網目状の橋が傾く。
それに合わせるように私たちはバランスを大きく崩す
コノハ
コノハ
這いずってでもあっちに行かないと
エコナ
エコナ
やろうとしてる!
少し治った隙に走り出し、ゴールと思われる場所まで走った。すると、やはりハシゴを使って降りるタイプで、そんな余裕がない。
だから飛び降りることにした
コノハ
コノハ
はぁ!
エコナ
エコナ
ふっ!
訓練通りに回転しながら5点着地を決めると轟音を立てて崩れた。その衝撃で、数体の歩く屍が巻き込まれて動かなくなった
コノハ
コノハ
これ…
エコナ
エコナ
まずくない?
音で釣られて…よってきそう
コノハ
コノハ
逃げるよ!
エコナ
エコナ
うん
目の前の歩く屍を切り裂き、現場から離れる
コノハ
コノハ
…はぁ…はぁ
エコナ
エコナ
はぁ…はぁ…
さっきから突っ走っていたため、疲労が来たのだ。
コノハ
コノハ
結局
エコナ
エコナ
うん
大回りになった。お母さんが言っていたなぁ…「急がば回れ」。本当にそうなったわね
コノハ
コノハ
行かないと
夜を越えられる場所を見つけないと
そうやって探し回っていると、一つの階段に目をつけた
エコナ
エコナ
あれ?ここにこう言う階段なんてあったっけ?
コノハ
コノハ
コノハ
コノハ
王都出身でもわからない所あったんだね
エコナ
エコナ
まぁ…全て見て回った訳じゃないけど
エコナ
エコナ
少なくともここには頻繁に来てたはずだよ
コノハ
コノハ
ここを借りよう。
エコナ
エコナ
そうだね
ここに入ったことによってあんな事を知ることになるなんて…そうは思わないだろう

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