第4話

#2
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2026/08/28 03:19 更新
あなたside
『ッ痛い』
「あ?反抗すんの」
つつつ
「できねぇよなぁ。そんなことしたら周りがどうなるか自分が1番分かるもんなぁ」
『それはっ!!!』
碧斗あおとくんみたいになるもんなぁ」
『やめて、』
結城碧斗ゆうきあおと私の幼馴染で恋人だった
でも碧斗はブレーキの故障で止まれなかったトラックから
私を守るために庇って轢かれてしまい亡くなった。
母は碧斗の両親から責められ変わってしまった
元々の家にも住めなくなった
高校にもいられなくて逃げるように引っ越した
母は夕方頃に家を出て夜からキャバクラで働く
その時間だけは自由だった
だから銀座とかそこら辺を一人でうろつくようになった
母が帰ってくるのは夜中だからそこまでに帰れればよかった
でも今は知らない場所、知らない人の家
とてもじゃないけど家に帰れる場所じゃなかった
「あ、お風呂上がった?ドライヤーそこね。」
『はい、』
「家で、なにがあったのか話せる?とても見過ごせなさそうな雰囲気があって、」
『でも、』
「俺は君を助けたい。なにがあったか分かんないけど君がよかったら助けさせて欲しい」
『分かりました。』
日高さんに全てを話した
母のこと、碧斗のこと、私のせいで亡くなってしまったこと
地元に住めなくなり高校にも行けなくなったこと
日高さんはなにも言わずにただ真っ直ぐ私を見つめて話を聞いていた
話終わると日高さんはただ一言「辛かったね。よく頑張ったね」と私の頭を撫でてくれた
『っ!』
私は久しぶりに感じた人の優しさに涙が出てしまった
「あれ、そんな嫌だった?」
『ちがっ!』
「じゃあ、しばらくこうしてようかな」
『.....ありがとうございます
この日はそのまま泣き疲れていつのまにか寝てしまっていた

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