第5話

【第2話】憂鬱と過去
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2024/08/10 07:03 更新
2人はお昼ご飯を食べた
それから少し時間が経ち、翔は猫の姿に戻った
にゃあ
あなた
あ、これが普段の姿ってことか
翔はこくりと頷いた
あなた
そういえば今日の夜に近くの小学校で盆踊りやるらしいけど、行く?
野崎翔
行く
突然人間の姿に戻った
野崎翔
でも俺お金もってないからお前のおごりね
あなた
あ、でも今日は服着てるんだね
話を遮るかのように言い出した
野崎翔
そりゃあそうにゃ。暑いから正直脱いでたいけどお前の目が気になるから仕方なく着てんだよ
今回はあなたは"にゃ"をスルーした
色々話してるうちに時計の時刻は17時を指していた
あなた
そろそろ行く?
野崎翔
そうするか。ん、でもなんか雨の音しない?
あなたが窓を開けると外は雨が降っていた
あなた
どうする?翔。雨大丈夫?
野崎翔
雨はさすがにきつい。猫又だもん
あなたは今更一緒に祭りに行く相手がいないため仕方なく家で過ごすことにした
あなた
そっか。そうだよね。猫だし
野崎翔
猫又な!そこ俺厳しいからな!
あなた
はいはい
あなたは受け流すように答えた
野崎翔
そういえばあなたは家に親がいないけど寂しくないのか?
あなた
寂しくないよ
あなた
お父さんとお母さんは私が小学校を卒業するまでは毎回授業参観にも来てくれて、運動会や卒業式も毎回見に来てくれた。
あなた
でも、中1の頃の一学期が終わった日にお父さんとお母さんにリビングで呼ばれて…
※回想シーンです
お父さん
突然の話だが、お父さんとお母さんは、家を出ることにした。
お母さん
私達は国に「国家機密研究プロジェクトα」っていう今後の世界の未来を担った研究をすることになったの
お父さん
だからしばらくの間、家には帰って来れない。
あなた
どういうこと…?
お父さん
だから、しばらくの間家に帰ってくることは出来ない
あなた
そんなのわかってるよ!!!でも、でも、なんでお父さんとお母さんなの!!!
しばらく沈黙が続いた
お父さん
わからない。でも選ばれたものはしょうがないんだ。俺だって行きたくない。国の命令なんだ。ことわれない。それに、これはお父さんとお母さんにとってのチャンスなんだ
お母さん
だから、わかって欲しい。私達家族がバラバラになっても家族自体はバラバラにはならないしお父さんとお母さんはいつも一緒だって研究所の人達が伝えてくれたわ
あなた
なら私も行くよ!
お父さん
すまないがそれはできない。あなたにとっては危険なことなんだ。
あなた
そんなにチャンスが欲しいの?お母さんなんか私のために綺麗事しか言わないしお父さんは誤魔化すように言ってるけど実際は自分のチャンスしか考えてない!
あなた
私の事なんてどうでもいいって言いたいんでしょ!!!
またしばらく沈黙が続いた
お父さん
とにかく行かないといけないんだ。あなたには迷惑をかけることになるだろう。でも、俺たち家族がまた揃ったらみんなで一緒にご飯を食べてみんなで一緒に遊びに行こう。約束だ。
あなたは黙り込んでしまった
野崎翔
いや、壮絶な過去すぎないか?
野崎翔
俺の戦争のエピソードには及ばないけど現代にしてはだいぶシビアな内容だぞ
あなた
でももう3年も帰ってないんだよね。
今更もうなんかどうでも良くなってきちゃった
あなた
最初のうちは寂しかったけど
もう、大丈夫
野崎翔
本当に大丈夫なのか?
あなた
うん!全然
野崎翔
そっか、ならいいんだが
あなた
それに定期的に連絡取れてるし元気そうだし私は気にしてないよ
野崎翔
ちょっと待って、今何時?
あなたが時計を確認したら時計は20時を指していた
あなた
あれ、あんまり話してないのにもうそんな経ったんだ
野崎翔
そうみたいだね
あなた
さっき散歩した後にお風呂入ったしいいかな。翔お風呂入る?
野崎翔
いや、いいよ。俺はもう寝る
そう言うと翔は猫の姿になりベッドで寝始めた
作者/銀凪
作者/銀凪
第2話読んでいただきありがとうございました。
小説人生で初めて書くのでまだまだ中身のない内容となっておりますがこれからもよろしくお願いします

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