
…8番出口?
また巻き込まれたのか…
今日は武装探偵社のメンバーで飲みに行く予定だったんだけどな。
国木田君、また怒るだろうな。今回は私が悪い訳じゃない。
…納得しなさそう。さっさと終わらせて出よう。
有り得ない。有り得るはずがないんだ。
…でも、あの後ろ姿は…
『”異変”を見つけたらすぐに引き返せ』
織田作が、いるはずがない。だって…君は…
死んだじゃないか。
…ダメだ。あるはずのない事に、希望を持っては…
そう言って、私は引き返した。
現実に、戻るために。
私は、つくづく思う。
この世界は残酷だ。希望を見せ、最後は裏切る。
…でも。
織田作が、ホントに待っていてくれるのなら。
私は、もう少しだけ生きてみようかな。織田作。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。