前の話
一覧へ
あるところに、はなという女の子がいました。
はなはバナナが大好きで、バナナの皮やバナナの形を見るだけで幸せになります。
(⚠ヤバい奴ではありません⚠)
はなは、興奮しながらバナナ農家を回りました。
しかし、はなはどんなバナナも自分にとってはどれもステキで。
そんなとき、はなが一つの小さいバナナを見つけました。
他と比べると変な形だったが、はなには特別だと感じました。
はなはその小さなバナナを持ち帰り、自分の部屋に飾りました。
そして、そのバナナに名前をつけました。「ばな子」と呼びました。
ばな子はちょっと変わったバナナだけど、ぱななにとっては一番美しいバナナなのです。
はなはばな子を抱え、たくさんの人々の前でプレゼンテーションを行いました。
みんなが小さくて変な形だとびっくりしている中、はなは自分の心からくる言葉でばな子の特徴や魅力を語りました。はなは他のバナナと同じように完璧ではなくても、自分自身を受け入れることの大切さを伝えました。
すると、しんさいんたちもはなの言葉に心を打たのだー!しんさいんたちはぱななが伝えた「自分を愛し、自分を大切にすることのうつくしさ」を認めて、ばな子をコンテストの一等賞に選んだのだー。
はなは大喜びでばな子を腕に抱き締め、感謝のお気持ちでいっぱいでございました。
彼女は自分自身を信じられ、自分の心に従ったことが成功をもたらしたことを実感いたしました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。