色々と話が脱線したりハプニングがありつつも、会議は終了した
話し合いの結果、トローデスたちの目的は私、あなた・マーカスなので、私に暫く護衛をつけるとのこと
ウォールバーグさんが前に出る
そう言ってそのまま私の目の前までやってくる
ウォールバーグさんの魔力が辺りに放出され、私を威圧する
それはとても禍々しいもので、私を試しているかのようだった
しかしこの会議室にいるのは全員死闘をくぐり抜けてきた猛者たち
ウォールバーグの魔力量にも屈することはないようだった
私は……特にやりたいことはない
今までの人生、全てお父様のため、お兄様のために生きてきた
これからもお父様、お兄様と幸せに暮らしていければ充分だ
だからこれからは普通に生きろと言われてもどうすればいいのかわからなかった
他にやりたいことを見つけてみろと言われてもよく分からなかった
とても不安だった
でも…イーストンに編入したらやりたいことが見つかるのかもしれない…
私の存在意義、生きる理由が新しく見つかるのかもしれない
だから私は……
私は深々と頭を下げた
ウォールバーグさんは頭を下げる私を見て、そう笑う
そして、放出していた魔力をもとに戻した
わああああッッ________!!
会議室にクラッカーが飛び散る
みんなにお祝いされてとても嬉しい
今までで1番賑やかで楽しい日だ
そして私は笑顔でみんなにお礼を言った
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そして数日後
私は様々な手続きを済ませてイーストン魔法学校へと赴いていた
これからは寮制となるため、自分の部屋となる場所に持ってきた荷物を整頓していくためだ
そう言ってウォールバーグさんは転移魔法でどこかへ行ってしまった
私は新学期__つまり2年生からイーストンに通うこととなった
寮はオルカ寮
私の探究心がオルカにふさわしいとユニコーンさんが決めたらしい
と、早速荷解きを始める
私の部屋は1103号室で、単独で使用させてもらうことになっている
この9〜11階は3年生、または監督生が単独で(例会あり)部屋を使用しており、敵から私を守るにはもってこいとのこと
更に最高階である11階のため、ほうき以外では外から侵入することは不可能だろう
そう言って私はドアにチェーンロックと鍵を2個取り付ける
この鍵はドミナ兄様に持って行けと言われたものである
確かに頑丈そうだし、大丈夫だろう
持ってくる荷物はかなり少なくした
そのためあまりスペースを取らず、荷物整理もしやすい
コンコンコン______
そんなことを考えてウキウキしていると、部屋のドアがノックされた
私は少し疑問に思いつつもドアを開けた













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。