ではではどうぞっ!!!
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目を覚ますとそこは何処かは分からない廃屋だった。
あなた「ここ…どこ…」
(???)「やっぱり覚えてないんだ。」
あなた「貴方…誰…?」
(斉藤壮馬)「僕はそうま。よろしくね。」
あなた「どうしてこんなところにいるの?」
(斉藤壮馬)「んんー、どうしてだろう。気が付いたらここが僕の居場所になってたからなぁ…」
あなた「そう…なんだ…」
しばらくの沈黙。
あなた「どうして…私は此処にいるの…?」
ハッとしたような表情を見せた君。
でも答えは
(斉藤壮馬)「その答えは自分で見つけないと。」
そう言って私に背を向けて歩き出した。
あなた「あっ、待って!」
急いで彼の後ろについていく。
しばらく無言で歩く二人。
その廃屋はどこか懐かしい気がして。
頭の中の奥底にひっそりと眠っているような、懐かしい場所のような気がした。
でもその記憶が夢なのか現実なのかは分からない。
あなた「私…ここに来たことあるのかな…。すごく懐かしい気がするの。」
(斉藤壮馬)「…ここに来た人はみんな口を揃えてそうやって言うんだ。【懐かしい場所】のような気がするって。でも…君だけは違ったのに…。」
あなた「えっ…?」
頭の中で小さく聞こえる声。
「私ここ大好き!」
「どうして?」
「だって緑色の葉っぱが綺麗なんだもん!」
この言葉を発した小さな女の子は一体誰なのか。
そして、一緒に喋っている男の子は誰なんだろうか。
考えているうちに頭が痛くなる。
あなた「うぅ…頭が…」
(斉藤壮馬)「…。」
そうまくんの方を見た。
ひどく真面目そうな顔をしているそうまくんの目は…
どこか寂しそうな目をしている。
あなた「ど、どうして…そんな寂しい目をしているの…?」
頭を抱えながら、聞いてみる。
(斉藤壮馬)「どうしてって…*******から…」
テーブルに雑に座ったそうまくんをみて思った。
もしかしたら…
私は…
ここへ来たことがあるのかもしれない。
小さい時に。
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あなた「パパ〜ママ〜どこぉ?」
(???)「こんなところで何しているの?」
あなた「パパとママとはぐれちゃった…どうしよう。」
(???)「そっか…それならパパとママが見つかるまでお兄ちゃんのお家に来る?」
あなた「えっ!いいの!?」
(???)「いいよ。」
あなた「わーい!ありがとう!」
(???)「はい。ここが僕の家。」
あなた「わぁ!すごい!」
(???)「ボロボロでしょ?」
あなた「私ここ大好き!」
(???)「どうして?」
あなた「だって緑色の葉っぱが綺麗なんだもん!!」
(???)「はは。そっか。それは良かった。」
あなた「ところでお兄さん、名前何ていうの?」
(斉藤壮馬)「僕の名前はそうまだよ。覚えていてね。」
あなた「うん!ずっと覚えている!」
(斉藤壮馬)「どうして君の目は…そんな風にキラキラしてるの?」
あなた「どうしてって…お兄ちゃんを見てるから!」
(斉藤壮馬)「えっ…?」
あなた「お兄ちゃんを見てるとね、心がぽかぽかするの。なんだろうね、これ。」
(斉藤壮馬)「そっか。じゃあ行こうか。」
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(斉藤壮馬)「どうしてって…貴方を見てるから。寂しい気持ちになるんだよ。」
あなた「…だから、そんな目をしてるのね。」
小さく頷くそうまくん。
そっとそうまくんに近づき体に抱きついた。
(斉藤壮馬)「えっ…」
あなた「ずっと…こうやってしたかったの。あの時から。」
(斉藤壮馬)「あの時からって…」
あなた「迷子になった私を連れ出してくれた時からだよ。そうまくんを見ているとね、心がぽかぽかするの。」
(斉藤壮馬)「…」
あなた「いつか…触れたいと思っていたの。」
(斉藤壮馬)「そっ、か…」
近くの葉っぱに小さな雨粒が触れる。
(斉藤壮馬)「雨…か…」
あなた「もうここには来れない…っていうこと…?」
(斉藤壮馬)「そうだね…」
あなた「だったら最後に一つだけ…」
(斉藤壮馬)「なn…(チュッ」
静かに唇を重ねた。
この思いに蓋をするように。
周りには、雨音だけが静かに聞こえた。
唇をそっと離す。
あなた「もう、帰らなくちゃ。」
(斉藤壮馬)「えっ…もう?」
あなた「雨が止む前に帰らないと…」
(斉藤壮馬)「そう…だね。ありがとう。思い出してくれて。」
あなた「最後に思い出せてよかった。」
(斉藤壮馬)「また、会えるといいな。」
あなた「もう…会えないんだって。」
(斉藤壮馬)「知ってるよ。言ってみただけ。」
あなた「それじゃぁ…バイバイ。」
手を振りながら前を向いた。
やっぱり貴方は…
最後まで…
寂しい目をしているのね。
また会えたときは…
キラキラ輝く目にしてあげないと…
あの月のように。
〜Next〜
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読んでくださり、ありがとうございました。
では、おやすみなさい。
解説…いりますか…?笑
いらないですよね。
みなさん賢いですもんね。
そうですよね。
失礼しました。
おやすみなさい。
p.s.
寝落ちして夜のうちに公開出来ていなかったので今します。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!