前の話
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獅子頭連とのケンカを終え
梅「たっだいまー!大人しく待ってたか?」
ギュッと,あなたを力強く抱きしめる
『....俺も行きたかった』
むすっとほっぺを膨らませ
梅をぽこぽこと叩く
梅「こらこら、叩かない叩かない!
待てて偉いぞ!よしよーし!!」
優しく頭を撫でられ
『やっ、やめ...‼︎‼︎』
やめろと言おうとしたが、何だか心がぽかぽかと暖かくなり,スッと叩くのを辞める
それを見ている柊は微笑ましく見守っている
だが杉下は少しイラついていた
桜「お、おい、あいつ誰なんだよ」
楡「あの人は確か...!!
“ 風鈴の番犬 "と呼ばれている方です!!
名前はあなたのフルネーム,身長156cm,誕生日8/21,血液型はO型..〜〜〜〜.」
蘇「ちょっと止まろうか、にれくん^」
楡「あっ、..はい!すいません..!」
桜「アイツ,喧嘩強いのか?」
楡「風鈴の番犬と呼ばれているくらいなんですから、勿論強いですよ?!!」
桜「ふーん...おい!そこのオマエ!」
と言いピシッとあなたに指を差す
『ア?...んだお前』
桜「俺と喧嘩しろ!」
楡「さくらさんっ?!怪我していますし安静に...
しかも相手はあなたさんなんですよ?!やめた方がいいですって!!」
蘇「そうだよ、桜くん
怪我だってしているんだから」
桜「うるせぇ!!オマエ...やんのか?やんねーのか?!」
『俺は怪我してる奴とは喧嘩できねぇし、味方だし
近くにコイツが居るからなぁ、俺はやんねーよ』
と、梅を指差す
梅「あなたの下の名前〜!!成長したなぁ..!
俺は嬉しいぞ!!」
桜「チッ、そうかよ...!」
この後 梅と柊にめちゃくちゃ愛でられ
杉下には舌打ちをされたあなたでした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。