あなたが失踪して3年目
なんの情報も得られないまま3年という長い月日が経った
何処かで生きているのか、はたまた…
俺含め全員、あなたが生きていて幸せに暮らしていれば、それでいいと思い始めてた
いつも通り、任務が入る
今回は超有名テーマパーク、スマイル遊園地で
KOZAKA-Cが出現したらしい
現場に着くと逃げ惑う一般客が大勢とそれに負けんくらい大量のKOZAKA-Cがいた
人だけじゃなく、アトラクションや建物もDyticaとOriensの両方出動要請するぐらいの被害にあっていた
ライに言われた役割をOriensで共有する
4方向に別れて避難を促す
俺は西を担当することになった
だが、西はフードエリアなのでそう時間がかからずに避難を終える
Dyticaのヘルプに向かいつつ、避難忘れがないかを一つ一つの路地裏を見て回る
最後の路地裏を見ると、1人の女性がうずくまっていた
大丈夫か、そんな言葉が出かけた時、気づく
銀に近いような長い白髪
特徴的な耳飾り
もしかして、一筋の希望に賭けて、その名を呼ぶ
女性が顔をあげてこちらを見る
間違いない
大好きなあのオーロラの瞳
頬付近にあるホクロ
あなた、宵宮あなた
俺の大好きな人
ずっと探していた人
今すぐにでも抱きつきたい
なんで居なくなったのかを聞きたい
もう一度、その大好きな声でマナって呼んで欲しい
だけど、その思いは虚しく散ることになる
なんや?
いきなり頭を抑えて苦しんどる
いや、そんなこと考えとる場合ちゃう
助けてやらなアカン
トンッ
首打ちをして気絶させる
腕の中で浅い呼吸を繰り返している
早く本部に戻って手当を…
ってその前に他に連絡せな
無線からガシャンと言う音が響く
誰かが武器を落としたのだろう
起きた時、君はなんて言うやろか
怒るかな、泣くんかな
これが君にとっては正解じゃないかもしれん
でも、それでも、
今だけは俺の正解でいてくれんか?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!