旅行は、俺のバイトで稼げる金額と、見合う旅行先になった。
行ってみたいところがある!と言われて、提案されたのが、某関西のテーマパークだったのもあるけど。
「わあ!」
珍しくはしゃいでいる彼女を、写真に収める。
国見「来たこと無かったの?」
「うん、うち、親忙しかったし」
彼女の親と1悶着はあったが、今は交際を認めてくれてる。
「ありがとう、着いてきてくれて」
国見「なにそれ、初めてに立ち会えて嬉しいよ」
しっかり手を繋いで、テーマパークを楽しんだ。
ホテルについて、2人でチェックアウトをして、部屋に入る。
「ここにして良かったね」
嬉しそうに微笑む彼女はとても可愛いくて。
今日初めて、2人で新たに階段を登った。
朝起きて、隣を見たら、すやすやと寝息をたてていて。
きのう無理をさせてしまって、そのまた初めてだったのに。
頬を撫でると、くすぐったそうにする。
これから、就活で寂しい思いをさせてしまうかもしれない。
でも、俺は、
国見「好きだよ、あなたちゃん」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。