第23話

進化せし巨獣
10
2025/08/02 16:33 更新
コング
狙いはわかってるな?
コング
スカーキング…ヤツの武器の先端に付いているあの青いクリスタルだ
レジェンダリーゴジラ
あれでシーモを……なるほど
レジェンダリーゴジラ
とりあえずわかった
レジェンダリーゴジラトコングは共に戦闘態勢をとりスカーキングとシーモに向き直る
レジェンダリーゴジラ
俺がシーモを足止めする
レジェンダリーゴジラ
スカーキングは頼んだぞ
コング
任せとけ相棒
クローバー
あ、あれって…コングと…
ジーノ
本物の王様じゃねぇか
クローバーとジーノはスカーキング達の戦いを遠目から眺めていた
轟音が鳴り響き白く大きな塊が移動する、シーモだ
コング
ヴォォォォォォォォォォォォ!!
コングがジャンプしてスカーキングに殴りかかる
全ての攻撃を真正面から受け合う肉弾戦、それは身体の細いスカーキングよりもコングに分があった
しかし
コング
ッッッ!?
シーモが突っ込んできた、コングの体をいとも簡単に吹っ飛ばしスカーキングとの距離を開けさせた
スカーキング
ふふふ…いい子だ
シーモ
グロララァァァァァァァァァァ!
レジェンダリーゴジラ
ちっ…仕方ない
ゴジラが全身に力をためると、ピンク色の粒子が身体から段々と噴き出してくる
レジェンダリーゴジラ
エヴォルヴ……!
ピンク色の波動に包まれレジェンダリーゴジラの姿が変わる、細身になり背びれはより鋭く、そして尻尾の先に枝分かれたトゲがある
背びれは常にピンク色に輝きその体のうちにある膨大なエネルギーを体現している
これこそレジェンダリーゴジラが得た力、エヴォルヴだ
ゴジラ・エヴォルヴ
ヴァルォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!
コング
はっ!すげえな…いつの間にそんなもん
ゴジラ・エヴォルヴ
あの世では時間は腐る程あんのさ
コング
……なるほど
2人…いや2頭は不敵に微笑みシーモとスカーキングを見据える
シーモ
……ォォォォォォォォォ!
シーモが深く息を吸い込む、冷凍光線をゴジラに向けて放つつもりだ
しかしゴジラも負けては居ない
ゴジラ・エヴォルヴ
グロロラララ…!(ブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォン!!)
両手を広げ全身からエネルギーが溢れ迸る
2頭が同時に光線を放つ
それはぶつかり合い、衝撃波を生む…周りの建物が吹き飛び瓦礫が散乱する
市民の全員避難が完了していなければ地獄絵図だっただろう
ゴジラ・エヴォルヴ
ヴォォォォォォ!
爆煙の中からゴジラが飛び出しシーモに体当たりを食らわせる
ゴジラ・エヴォルヴ
俺がコイツの相手をする!コング!お前はスカーキングを!
コングがドラミングをする
コング
任せておけやぁぁ!
コングがスカーキングに向かって駆け出す
スカーキング
調子に……乗るなよ!
太平洋上、ゴモラ艦内にて
山本 實光
どうだね?
はっ!現在アメリカへ支援へ行かれた皆々方が交戦中、内怪獣解放者四人!
山本 實光
ふむ……ならば…艦砲射撃で支援してやろう
山本 實光
斉射角を取る
山本 實光
とーりかーじ!
とーりかーじ!
通信弁から声が響き、艦首が左を向くように動き始める
山本 實光
全主砲右舷へ…砲門開け
総員艦内へ退避!繰り返す、総員艦内へ退避!
山本 實光
仰角46度、交互撃ち方!
主砲…撃ちー方始め!
ゴモラの砲がゴボッと火と煙を立てる、轟音を立てて発射された砲弾は曲射しながらアメリカ本土を目指す
第2射…てーっ!
再び発射された砲弾は先ほどのものよりも精度が増している。この戦艦ゴモラには初弾弾着前に風向などを計算し弾着位置を正確に割り出せる計算システムが搭載されている、このシステムを使用する事によって初弾弾着前に誤差を調整した正確な第2射が撃てる
山本 實光
……後は…神に祈る

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