第22話

王の戦
13
2025/07/16 14:33 更新
アルセーヌ
あれが…レジェンダリーゴジラ
スカーキング
…久しぶりだな
スカーキング
元気にやってたか?
レジェンダリーゴジラ
…ふん
レジェンダリーゴジラ
お前は随分と偉そうになったな…スカーキング
スカーキング
誰かさんがこの世から居なくなってくれたお陰様でな
しばらくスカーキングとレジェンダリーゴジラの睨み合いが続く
緊張が高まる中、最初に仕掛けたのはスカーキングだった
スカーキングの鞭がレジェンダリーゴジラの首に巻き付いて深く食い込む
スカーキング
捕まえたぁ!
スカーキングが鞭を引っ張りレジェンダリーゴジラを引き寄せようとする
少し引っ張られたレジェンダリーゴジラだったが、逆に武器を掴んで強く引き寄せた
レジェンダリーゴジラ
オラァ!
スカーキングに強烈な頭突きが直撃した
メキメキと骨が砕ける音が響く
スカーキング
ぶふっ…!
スカーキングの顔から血が吹き出す、顔を抑えているがその目は真っ直ぐにレジェンダリーゴジラを睨んでいる
スカーキング
この…野郎……
レジェンダリーゴジラ
答えろ…本当の目的はなんだ?
スカーキング
誰が話すかよ…ボケ
スカーキング
死人のテメェに話しても意味はねえ事さ
レジェンダリーゴジラは一瞬下を向いて考える、そして顔をあげた
レジェンダリーゴジラ
そうかよ
スカーキングとレジェンダリーゴジラの戦いが激化する一方、ラクネとアルセーヌはなんとかシーモを操っているスカーキングの武器の先端についたクリスタルを破壊できないか考えていた。
アルセーヌ
ラクネ、君の糸じゃ無理なの?
ラクネ
あ〜〜〜〜!あんな速度で動き回ってるやつにぴったりなんて無理だよぉ!
ラクネは頭をガシガシと掻きむしる、しかしそんな事をしていても何にもならない…むしろ時間の無駄だ
レジェンダリーゴジラのアルファコールで現在シーモの動きは止まっているが、いつ動き出すかわからない
刻一刻と過ぎていく時の中でラクネとアルセーヌは必死に考えていた。
アルセーヌ
なんとか……なんとかできないか…!
ラクネ
………あ!
ラクネに電流走る
ラクネ
オリバーさん!
オリバー・ベネット
あ!?なんだ!こっちもこっちで忙しい!
オリバーは群がってくるスカーキングの部下たちを殴り、蹴り飛ばす
あまり余裕は無さそうに見える
だが、やってもらうしかないのだ
ラクネ
スカーキングの持ってあの武器…なんとかして奪えない?
オリバー・ベネット
スカーキングが持ってる…
ラクネ
その先端についたクリスタル、あれでシーモを操ってるの!
オリバー・ベネット
先端の……あれか!
ラクネ
どう?
オリバー・ベネット
……要するに俺が怪獣解放して奪えば良いんだろ?
ラクネ
そう!
アルセーヌ
どうにかお願いします!
オリバー・ベネット
・・・
オリバー・ベネット
お安い御用さ
オリバーが両腕に力を込めると、体から湯気のようなものが立ち込める
オリバー・ベネット
怪獣……解っ放!
オリバー・ベネット
コングっ!
オリバーが飛び上がりビルの間をすり抜けていく
そして徐々に巨大になり、最終的には巨大なゴリラのような姿をした怪獣となった
ゴジラに次いでの怪獣の王【コング】である
コング
ヴォォォォォォォォォォォ!
スカーキング
コング…!
コングの強烈な右ストレートがスカーキングの頬に直撃する
レジェンダリーゴジラ
・・・
コング
黙ってるだけならとっとと片づけるぞ
レジェンダリーゴジラ
わかってる
スカーキング
テメェらぁ…
スカーキングは血とともに奥歯を吐き出す
スカーキング
クソどもが
シーモ
ガルロロロロロロロロロロ!
レジェンダリーゴジラ
ただ事じゃなさそうだな
コング
あぁ
コング
だがよ…なんかあると思わねえか?
レジェンダリーゴジラ
…まあな
レジェンダリーゴジラ
だが今は集中だ

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