小説更新時間: 2026/05/03 12:18
連載中
聖地、崩壊。 —青葉城西バレー部がカオスすぎて、今日も冷泉さんはお怒りです—

- コメディ
- 夢小説
- 世界はこんなにも残酷
「私は、あの『信じてるよ、お前ら』という名台詞に魂を抜かれたんです」
名門・青葉城西高校に入学した冷泉紫苑(れいぜん しおん)は、テレビで見た主将・及川徹の華麗な姿に憧れ、バレー部のマネージャーに志願する。名字の通り「冷静沈着」をモットーとする彼女は、知的なマネージャーとして大王様を支えるバラ色のJKライフを夢見ていた。
しかし、体育館の扉を開けた瞬間、その幻想は轟音を立てて崩れ去る。そこにいたのは、鼻から牛乳を出して岩泉に追い回される「残念すぎるイケメン」の及川と、彼を物理的に鎮圧し続ける「暴力ゴリラ」こと岩泉一。そして、らっきょうという不名誉な渾名に悩む金田一や、隙あらばサボろうとする国見など、個性の渋滞が起きている部員たちだった。
憧れが秒速で「殺意」へと変わった紫苑は、清楚な仮面をかなぐり捨て、及川の奇行を正論と毒舌で封殺する「最強のツッコミマシーン」へと覚醒する。及川が女子から貰いすぎるお菓子を検問で没収し、及川が後輩の髪型を滅ぼせばバリカンを手に取り、及川が練習試合で変人コンビに嫉妬すれば容赦なく首根っこを掴んで引きずっていく。
物語は、そんな「猛獣使い」と化した紫苑が、他校の曲者たち(烏野の変人コンビ、音駒のサボり魔、梟谷の末っ子エース等)をも巻き込みながら、爆笑とカオスの渦を突き進んでいく闘争の記録。
「及川さん、信じてるのはあなたの実力だけで、その性格については一ミリも信用してませんから」
果たして、紫苑の胃壁は卒業まで持つのか。そして、このカオスすぎるチームは全国の頂点に立てるのか。恋を捨ててツッコミを選んだ少女の、血と汗と笑いにまみれた青城マネ日誌が、今、幕を開ける!
チャプター
全9話
15,319文字










