小説更新時間: 2025/12/18 21:05
連載中
殺人の音

- ファンタジー
- オリジナル
- 君だけが知る真実
「……聞こえた」
永遠(トワ)がそう言った。
消えてしまいそうな声で。
「?何がだ?」
思わず俺は聞いてしまった。
すると永遠は、怯えた顔で震えながら言った。
「殺人の音……」
あの日は確か、多くの虫の鳴き声が聞こえていた。耳の奥にも届きそうなほどの声は、きっと外国人には雑音にしか聞こえないのだろう。でも、もしかしたら外国人でもこの音を落ち着く音として受け取ってくれる人もいるのではないか。そう期待することもあった。俺はそれだけこの虫の鳴き声が好きだった。右からは虫の鳴き声が聞こえ、左からは波の音が聞こえる。
俺はこの空間が好きだった。音を聞いている俺の後ろには、永遠がついてきていた。永遠は、人見知りであまり人と関わろうとしない。
でも俺は何故か一緒にいても平気みたいだった。
俺は人と関わるのが好きだから永遠が一緒にいてくれることは心底嬉しかった。俺がその嬉しさに浸っていると、事件は起こった。
永遠は、突然止まった。まるで、危機が目の前に迫ってきているのを避けるように。
そして、永遠は言った。
「……聞こえた」
ただの音ではない。これは、"殺人の音"。
死が隣り合わせの時に、絆は深くなる。
貴方は、自分の大切な人のすべてを知っても、すべてを受け止めることはできますか?
オリジナル作品『殺人の音』
永遠(トワ)がそう言った。
消えてしまいそうな声で。
「?何がだ?」
思わず俺は聞いてしまった。
すると永遠は、怯えた顔で震えながら言った。
「殺人の音……」
あの日は確か、多くの虫の鳴き声が聞こえていた。耳の奥にも届きそうなほどの声は、きっと外国人には雑音にしか聞こえないのだろう。でも、もしかしたら外国人でもこの音を落ち着く音として受け取ってくれる人もいるのではないか。そう期待することもあった。俺はそれだけこの虫の鳴き声が好きだった。右からは虫の鳴き声が聞こえ、左からは波の音が聞こえる。
俺はこの空間が好きだった。音を聞いている俺の後ろには、永遠がついてきていた。永遠は、人見知りであまり人と関わろうとしない。
でも俺は何故か一緒にいても平気みたいだった。
俺は人と関わるのが好きだから永遠が一緒にいてくれることは心底嬉しかった。俺がその嬉しさに浸っていると、事件は起こった。
永遠は、突然止まった。まるで、危機が目の前に迫ってきているのを避けるように。
そして、永遠は言った。
「……聞こえた」
ただの音ではない。これは、"殺人の音"。
死が隣り合わせの時に、絆は深くなる。
貴方は、自分の大切な人のすべてを知っても、すべてを受け止めることはできますか?
オリジナル作品『殺人の音』
チャプター
全5話
16,897文字
スポットライトでみんなに広めよう!
スポットライトユーザーランキング
いまなら1位になれるチャンス!
上のボタンからスポットライトを当ててみよう!

- 1
− - 2
− - 3
−









