小説更新時間: 2026/06/09 01:28
連載中
万武装の姫は、過保護と執着に囲まれる

- 恋愛
- 夢小説
万武装の継承者だと判明した、その日から。
世界は彼女を中心に回り始めた。
戦場で無双する姿に、誰もが息を呑む。
それなのに――
「前に出るなって言ってるだろ」
「怪我したらどうする」
「お前は切り札なんだから大事に扱わせろ」
最強のはずなのに、
味方は本気で“守る側”に立とうとする。
彼女が一歩前へ出れば、すぐ隣に影が並ぶ。
彼女が少しでも疲れた顔をすれば、全員が騒ぐ。
「大丈夫だよ?」と笑えば、
その笑顔に撃ち抜かれるのは周りのほう。
敵でさえ、刃を向けながら目を逸らさない。
「その力も、笑顔も、全部欲しい」
「奪う?違うな。選ばれたいだけだ」
戦場なのに、どこか熱を帯びた空気。
「……私、そんなに心配?」
少し困ったように首を傾げて、
彼女は人器を握り直す。
その仕草ひとつで、
味方は覚悟を決め、
敵は執着を深める。
最強なのに、
守られて、求められて、手放されない。
――万武装の姫は、今日も溺愛のど真ん中。
世界は彼女を中心に回り始めた。
戦場で無双する姿に、誰もが息を呑む。
それなのに――
「前に出るなって言ってるだろ」
「怪我したらどうする」
「お前は切り札なんだから大事に扱わせろ」
最強のはずなのに、
味方は本気で“守る側”に立とうとする。
彼女が一歩前へ出れば、すぐ隣に影が並ぶ。
彼女が少しでも疲れた顔をすれば、全員が騒ぐ。
「大丈夫だよ?」と笑えば、
その笑顔に撃ち抜かれるのは周りのほう。
敵でさえ、刃を向けながら目を逸らさない。
「その力も、笑顔も、全部欲しい」
「奪う?違うな。選ばれたいだけだ」
戦場なのに、どこか熱を帯びた空気。
「……私、そんなに心配?」
少し困ったように首を傾げて、
彼女は人器を握り直す。
その仕草ひとつで、
味方は覚悟を決め、
敵は執着を深める。
最強なのに、
守られて、求められて、手放されない。
――万武装の姫は、今日も溺愛のど真ん中。
チャプター
全22話
31,617文字










