りさside
よし、いける
呼吸を整えろ
上にいる鬼まで距離を縮め
下に構えていた刀を半円を描きながら斬る
急所を斬られ段々と消滅していく鬼
数分もすれば完全に跡形もなく消えていった
周りを見渡せば鬼が居た所に
女の人が居た
きっとあの人が襲われた人だろう
私は急いで近寄る
恐る恐る私に近づき頷く彼女
私は彼女を抱き抱え下に降りる
そう言って私はポッケから
藤の花のお守りを出した
彼女は深く深く私にお辞儀をすると
その場を後にした
そう言って宇髄さんが指さした方角にいたのは
近くに駆け寄る
傍で顔を見ても傷一つなく無事だったことを
再認識した
私は宇髄さんに説明をした
アーニャとは血縁の関係でもない
ただの赤の他人達と家族として暮らしていると
すると、宇髄さんは考え込んだ
この人に自己紹介させると
ろくな事しか言わない
私はアーニャの手を引き
頭を下げようとした瞬間
御館様
これがきっと御館様が出した伝令ならば
何故宇髄さんにも宿を提供してないのですか!?!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!