第9話

#8
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2024/04/04 06:25 更新
あなたの下の名前視点









あっという間に放課後になり、バッグを持って教室を出る。
そこから長い廊下を歩いて、1番奥の
「生徒会室」と書いてある扉を開ける。
中には生徒会に所属する9人の男子がいた。
tn
あなたの名字さん、よく来てくれたな。
rb
そんで?入るん?入らんの?
私がただ、入ると言ったら得するのは彼らだけで私は何も得しない。なのでこうすることにした。
あなた
入ってもいいですけど、私が入る代わりにそちら側も私が得することを提供してください。それが飲み込めれば入ります。
こうすればどちら側も得することが出来る。
shp
そちらが得するようにこちら側から提供しろと?
あなた
はい。
しばらく黙りこみ、考えているが一向に返答が帰ってこない。もう帰ろうかな…?
tn
あなたの名字さんて苦手なこととかないん?
あなた
苦手なことですか?
特に苦手なことはないと思っている。
成績は5を取っているし、運動もできる。

自分に足りないピースがあるとすれば…
あなた
笑えないこと…ですかね
ut
笑えない?
あなた
嫌な記憶が蘇る。






昔も私はよく笑っていた。
だが…
テストだっての時だって






「白原また100点だって」






「勉強できるからって、調子乗りやがって」









運動する時だって








「また点入れた!」








「目立ちたいだけだろ」












何をする時だって色々な言葉を言われた。
だから思ったんだ。











私は喜んだり











幸せになったり











笑顔でいちゃダメなんだ。
そう気づいたときから笑えなくなっていた。



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