第4話

同級生
166
2024/03/30 09:01 更新
ゴトゴト、鬱蒼とした森の中を「ホグワーツ特急      列車」が進んでいく
kn
そういやこのホグワーツ特急、売店あるらしいで
あなた
そうなの?
kn
ばあちゃんが言っとった
「ちょっくら探してくるわ!」と立ち上がったコネシマ。
腕を振り過ぎて、腕を痛めた私はコネシマにカエルチョコレート*を3つお願いして、
コネシマはコンパートメントを出て行った。


*動くカエルのチョコレート。それと一緒に偉人のカードが入っている。

それから大体腕の痛みが引いてきた頃。
ワーワーと騒がしい声が近づいてきたと思えば、ガラッと開けられるコンパートメントの扉。

中に入ってきたのはコネシマと顔の知らない男子二人。
kn
邪魔すんでー!
あなた
はいはい、邪魔すんなら帰ってー
......で、そこの二人は?
kn
さっき会ったんや、
空いてるコンパートメント探しとるんやって、
俺ら二人やし、大人数の方が楽しいやろ!
だから連れてきてん
「こいつらめっちゃおもろいねん!」と笑顔でいうコネシマ。
その後ろには、少し気まづそうにしている豚のピンをつけたニット帽を被る子と、ニコニコと笑う暗めの青髪でメガネをした子だった。
あなた
そう言う事なら全然いいよ!まだ荷物置くスペースあるし、どーぞ!
kn
うげ!これミミズ味や!
少し躊躇ためらった後、手の平に乗った百味ビーンズ*をパクッと口に入れ、
「まっっず!」と大きい声で言うコネシマ。


*有名な魔法界のお菓子。他にも石鹸味や鼻くそ味、青リンゴ味がある。
ut
おっしゃ、レモンキャンデー!
sha
ずる!それよこせや!
大先生が引き当てた小粒のビーンズを強奪しようとするシャオロン。
大先生は取られないよう腕を上に伸ばすがそれをシャオロンが揺さぶり、
ビーンズは大先生の手から滑り落ちる。
一同
「「あ、」」
床に触れる直前、一つの手がそれを掴み取った
あなた
もーらい!
...ん!酸っぱいけどうまい!
ut
ちょっとあなたちゃん!それ俺の!

ウツ・レイラー。
私たちと同じく、今年でホグワーツに通うこととなった新入生。
シャオロンは「大先生」と呼んでるらしいので、私とシッマも真似するようにした。
ちなみにコネシマの「シッマ」も、この大先生がそう呼ぶようになったため、私とシャオロンが真似した。
あなた
知らないなぁ
私はそっぽを向いて言った。
kn
プロかぁ?ww
sha
くっそ...俺が食うつもりだったのに...
シャオロン・トイフェル。
大先生同様、今年ホグワーツに通うこととなった同級生。


...え?紹介が短い? 大先生の部分でほとんど言っちゃったもんだから......アハハ。
あなた
早いもん勝ちだからねー
そう言って、私はカエルチョコレートを口の中に入れた。

中にあるカードを確認した。
思わず「あ、」と声に出せば「どうした?」とシッマが私の顔を覗き込む。
あなた
被った...
kn
誰?
あなた
ダンブルドア
kn
あー、
てかこの人ホグワーツの校長だし、先生呼びしないとじゃん。
ダンブルドア校長?ダンブルドア先生?

そんなことを考えて私は次の箱を開ける。
sha
そういや、シッマとあなたさ
sha
__付き合ってんの?
あなた
ごほっ!?
kn
はあ??
口に入れたチョコレートが驚いた拍子に変な場所へ入る。
ゴホゴホと咳き込んでいれば、「あなたちゃん大丈夫!?」と大先生がかぼちゃジュース*を差し出し、私はそれを少し飲む。


*魔法界でよく飲まれる飲み物。なお、実際飲んだ人の口コミによると不味いらしい。
sha
あれ?違う??
あなた
ん”ん...コネシマとは幼い頃から仲良いだけ...
友達だよ友達。
kn
なんでそう見えたんや...
sha
いやなんか仲ええな〜って、まあ小さい頃からならそうか...
あなた
二人もおんなじ感じ?
そう言って大先生とシャオロンを見る
ut
まあせやな
sha
親同士が仲ええねん。

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